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『どしたんですか、』

その場に座ると


「…さみしい、かも、、」

ボソボソと聞こえた


気が滅入ってるみたいだ


仕方ないので腕を掴まれたまま寝るまで傍にいることにした



そろそろ体温下がったかなと首筋に手を当てるが変わらず熱かった


私の手が冷たくて心地良かったのか頬へと持ってかれてしまった


『え、あ、ちょっと、、』


「冷たいね、」


『……ですね』






「ねぇ、どうしたらAちゃん俺の事好きになってくれる、?」



突然言われたその言葉に熱で潤んだ瞳のせいで何も言えなくなってしまった



「俺はどんなAちゃんでもずっとずっと好きだよ」



心臓がドクドクとうるさい



まるで、今まで見ない振りをしていたものを気付かせようとしているようだった



もう見ない振りは辞めよう







『す、好きですよ、もう、、』







勇気を振り絞って言ったが返事は無い




覗き込むと寝息を立てて寝ていた



『もう!!』


軽く額をデコピンしておかゆを作りにキッチンへと向かった

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作者名:幽霊狐 | 作成日時:2024年2月18日 3時

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