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目が覚めると見知らぬ天井が視界に入ってきた
寝返りを打つと、規則的な呼吸を繰り返すとんでもなく良い顔がそこにあった
『え"』
「んーー、、あ、起きた、、?」
『え、、あの、もしや一夜の過ちを、、?』
「んー?起きたし朝ごはんでも食べよっか」
『いや、朝ごはんよりも気になるんですけど、、、』
そう言っても増田さんは伸びをしてキッチンの方へ行ってしまう
『ちょっ、待ってくださいよ!』
追いかけると振り向いて私の髪をサラッと撫でた
「こがいに好きな子、襲う訳ないじゃろ?」
方言だ、、
「おっと、方言出た。標準語でもう1回言う?」
『いや、大丈夫です、、大体わかったので、』
「そう?残念。」
残念とは思ってないような表情でルンルンとご飯を作る
「できたよー」
そう言って出されたおしゃれな朝食
「Aちゃんいるから頑張っちゃった」
『ど、どうも、、』
何か入ってないよな、とスープを眺める
「そんな警戒しなくても変なものとか入れないよ」
『入れそうで怖いです』
「信用無いなぁ」
増田さんはスプーンで掬って私の口に運んだ
『ん、美味しい、です、。』
「ほんと?良かった!」
嬉しそうに柔らかく微笑んだ
そうだった。この人イケメンなんだった。
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増田さんお誕生日おめでとうございます❗
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作者名:幽霊狐 | 作成日時:2024年2月18日 3時