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どうしよ、、、
「あの、大丈夫ですか?」
痛みに悶えながら振り向くと
「あれ、Aちゃん、、、?」
そこには浴衣を着た増田さんがいた
なんでここに?
てかなぜこの人は毎回ピンチの時に現れるんだろう
「それより大丈夫?」
『あ、足が、、』
「ちょっと待ってね」
そう言って私を抱き上げた
いわゆるお姫様抱っこというものでは、、、、?
『あ、あの、、さすがに恥ずかしいというか、』
「歩けないでしょ。俺の言う通りにしてて」
少し強くも優しい口調で言われた
コンビニまで行くとここで待ってて、と言われたのでバリカーに腰をかけて待っていると、絆創膏を買ってきてくれた
『ありがとうございます』
絆創膏を貰おうと手を出すとパシッと払われた
「怪我してる時ぐらい頼って。」
真剣な顔つきで言われた
浴衣と相まって10倍ぐらいかっこよく見える
待って何考えてる自分。
「ちょっと足失礼するよ」
『ひゃあ』
くすぐったくて変な声を出してしまった
『す、すいません、、、』
「ふふっ、足弱いんだ?」
『さ、触り方が良くないです』
「あっはは、そんな事言わないでよ」
くすぐったさに悶えながら絆創膏を貼り終える
「ふふ、はい出来た」
『ありがとうございます、、』
なんか恥ずかしいな
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作者名:幽霊狐 | 作成日時:2024年2月18日 3時