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今日は休日だしゆっくりしようかなと思っていると店をやっている友達から電話が来た
友【今日お祭りあるらしいから行かない?】
『あー良いね行こ行こ!』
友【用意もあるから3時半に来て!】
用意、、、?
約束の時間になったため友達のお店に行くと
友「こっち来て!これでいいよね?」
と見せられたのは白地に青の花があしらわれた浴衣だった
『え、浴衣?』
友「もちろん!」
そう言えばこの子の店浴衣屋さんだったな
なんて思いながら着付けされていく
完成し近くにあった姿見で見てみると
『綺麗、、、』
友「でしょー!!」
なんだかわくわくしてくる
髪の毛もメイクも全てやってもらった頃には外は真っ暗で会場は賑わっていた
友「そろそろ行こっか!」
そう言われて店を出ると他の友達も待っていた
『お待たせ』
友「じゃあゴーゴー!」
みんなで色々な店を回った
わたあめを食べたり射的したり
楽しいなぁ
しかし、しばらく歩いていると足に鈍い痛みが走った
見ると草履の先つぼが擦れて指の間から出血していた
『足痛い、待って、、』
そう言うが人々の話し声によって掻き消されてしまう
電話をかけようにも電波が悪くて繋がらない
とりあえず横によけて待つか
けれど自覚してから来る痛みで足が動かない
このままだと邪魔になる、、、
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作者名:幽霊狐 | 作成日時:2024年2月18日 3時