【完】幼なじみとの攻防戦【梅原裕一郎】 (ページ30)

今日:3 hit、昨日:120 hit、合計:58,866 hit

29.真相はいかにページ30

思ったよりも仕事が伸びて午後11時

『、やっと着いた、、、』

家に着いた

鍵を開けてドアノブを引く

男物の靴が2足

また来てんのか

『梅ー？ただいま〜。』

返事なし

リビングへ向かうとソファで眠っている姿を見つけた

『梅〜〜ここで寝ないでよ〜〜〜〜』

そう言いながら肩を揺する

｢………んん…｣

イケメンの寝顔って心臓に悪いな

『梅、起きて。こんなとこで寝てたら風邪引くよ。』

ずっと見てるわけにもいかないので念の為起こす

｢……A…？しごとおわった、、？おかえり。｣

彼も相当疲れているのか寝起きが幼い

『うん、ただいま。やっと仕事終わったよ。』

｢お疲れ。夕飯作ってあるよ｣

はっきりと覚醒したようだ

『おーありがと。
あ！肉じゃがだ！』

肉じゃがは個人的大好物五選に入る食べ物だ

ちなみに他の4つはピザまんと白米とポテトとトッポである

軽くチンして白米をよそう

『んー！んま〜〜！』

やっぱり梅のご飯は美味しい

｢それは良かった。
今なら俺の苗字を貰うだけで毎日3食と家事付きの俺が着いてくるけど？｣

『じゃあ貰った後に苗字だけ返品するね』

｢返品は受け付けてません｣

『あー残念です。いらないかな。』

またいつものように口説き文句を言ってくる

これは良い機会かもしれない

『ねぇ梅。本当に私の事好き？』

｢………え？｣