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最終話「平和な日であれと」 ページ38

3日後。



トドロキが褒美を取らせてから実に3日の月日が経ち、呪術師の仕事が当分なくなってしまった為に平和ボケし始めた。



まずは彼女のご厚意で結局死なずに済んだA。どうせだから人の世を生きていなさいとそう言われて、いつもの馬鹿力を持って元気に遊んでいた。







「いやぁ、まさか私も、ってイデデデデデデ」



「夏油さん!人気者ですね!」



「いや剣刺さってるから、止めてくれないかな???」







2つ。夏油と灰原にも第二の人生を与えられた。今はみんなで仲良く、剣を足にブッ刺されている。



彼女曰く、相棒を失った身にもなってみろ。死ぬのはいいが誰かを置いて行くのは言語道断だ。少しは反省してその罪を償えとのことだった。








「で、宿儺はさっきからずっと何食ってんの???僕、上層部に書類出せって言ったよね??」



「トドロキから貰った金時芋を蒸したモノだが。書類はめんどくさいから出しておらぬ。お前がやれ、たわけ」








3つ目は宿儺。



元々A側の呪霊だったようで、別に高専には1ミリも敵意がなかったそうだ。



彼女に言われて存在していたものの、暇になって受肉してはしゃいでたら丁度五条と鉢合わせしたといったところで、トドロキに取り残された為にしばらくはこっちに滞在するらしい。



なんともカオスな状況である。



死んだと思っていた人間が、敵でしかないと思っていた呪霊が今ここに集っているのだ。



だからこのことを1番知っているであろうAに聞いてみた。







「ねえ、Aをこっちに遣わしたトドロキのことなんだけどさ、一度も会ってない僕たちに恩義があるって言ってたけど、アレなんだったの?」






と。




そしてその質問を聞いたAはドッヂボールで地面に穴を開けながら笑顔でこう言った。







「ははは!それは"五条悟"という存在に対しての恩義ってこったよ!まあいつか分かるさ!!」

あとがき→←第三十五話「奇跡は連鎖した」



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mikazuki(プロフ) - すげぇここまで声だして笑えた小説なんてはじめてだわwwwむちゃくちゃ面白かったですありがとうございます!! (1月8日 17時) (レス) id: 303456bd13 (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - アッハッハッハ……グッ(死亡) (10月11日 22時) (レス) @page4 id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシさん - カオス過ぎてなんかもうストレスとかブッパされましたありがとうございます!!! (5月6日 0時) (レス) @page43 id: 89253aef59 (このIDを非表示/違反報告)
イレイザー - 何かカオス過ぎてめっちゃ好きッスwwwwwwwwwwwwwwwwww (2023年4月1日 17時) (レス) @page43 id: 442ffadf8a (このIDを非表示/違反報告)
レモン - わぁ!やっと見つけました!ヤンデレになって求婚してきたマジで好きです!シリアスとギャグ描けるなんてすごいっすね!尊敬します!姉貴! (2023年3月17日 22時) (レス) @page1 id: 6a1f0a5309 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花ノ園 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2023年1月11日 6時

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