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第二十一話「どうしよう私、魔法少女になれるかもしれない」 ページ22

その日の夜。




「じゃあAちゃん、おやすみ。また明日もよろしゅうな。夜は冷えるからちゃんとあったかくして寝るんやで」



「はいよおやすみ〜」




UNOしていたAと直哉は明日の交流会に備え、早めに寝ることにした。Aはおやすみの挨拶をした後によっこいしょ、と腰を上げ長い廊下を歩く。



すると




....ますか....



聞こえますか.....



今、廊下を歩いている貴女の脳内に直接語りかけています.......



私と友達になって契約してくれませんか........




貴女から見て左手、3番目の部屋で待っています.........





と天から声が聞こえてきた。




まあ普通の人間は怖くて行きたくもないだろうが、何度も言うがAは常人ではないので友達ができるとノリノリですぐさま部屋に入ってきた。







「いや早すぎ。直決にも程があった。カスちゃん心配になってきた」



「友達になってくれるって言われたから....美人だね!お名前はなんていうの!!」



「私は特級過呪怨霊カミノド。ニックネームはハナクソだから!!!!ハナクソって呼んでくれたらバチくそに嬉しい」



「分かったハナクソね!私の名前は五条A!カスでも名前でも好きな方で呼んで」



「....マジでしんどい。私の心臓あげたくなった(?)」








駆け込んできたと思ったらAと声の主はご対面を果たした。既に呪霊の方はAのことを知っているようで、何様なのかカスちゃんが心配だと頭に手をあてている。



名前を聞いたら当たり前のように自己紹介をしてくれる呪霊。ニックネームがハナクソとか大分お粗末な名前だが、きっと何か意図があってのことだろう。友達に関してだけはピュアピュアなAは当然のように受け入れる。




そんなこんなで




「じゃあウチと契約すっか」



「えっ!契約!?ってことは魔法少女になれるって、コト!?」



「すまん....魔法少女にはなれないんだ。だけどいつでもおれを呼び出せるし、ぽれの能力もかせるよ」



「マ?」



「マ」






A、誰にも相談せず勝手に呪霊と契約しちまいました。

契約設定「ハナクソ」→←第二十話「部下と上司の認識の一致はとても大事なことである」



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mikazuki(プロフ) - すげぇここまで声だして笑えた小説なんてはじめてだわwwwむちゃくちゃ面白かったですありがとうございます!! (1月8日 17時) (レス) id: 303456bd13 (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - アッハッハッハ……グッ(死亡) (10月11日 22時) (レス) @page4 id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシさん - カオス過ぎてなんかもうストレスとかブッパされましたありがとうございます!!! (5月6日 0時) (レス) @page43 id: 89253aef59 (このIDを非表示/違反報告)
イレイザー - 何かカオス過ぎてめっちゃ好きッスwwwwwwwwwwwwwwwwww (2023年4月1日 17時) (レス) @page43 id: 442ffadf8a (このIDを非表示/違反報告)
レモン - わぁ!やっと見つけました!ヤンデレになって求婚してきたマジで好きです!シリアスとギャグ描けるなんてすごいっすね!尊敬します!姉貴! (2023年3月17日 22時) (レス) @page1 id: 6a1f0a5309 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花ノ園 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2023年1月11日 6時

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