第十五話「君たち一回土下座の仕方学んだ方がいいと思う」 ページ16
「お店で火遊びは厳禁だぞォ☆」
そう女の声が聞こえたと思ったら、富士山の形の呪霊くんと頭に縫い目がある胡散臭い坊さんは吹き飛ばされていた。
満足するAと、そんなAを見て完全に震え上がってる友人こと花御。良かった友達でよかった。絶対あれは痛い。と友達になって数十分で思ったことだった。
見ていれば女は鼻歌混じりに殴った2人の方へと歩いていく。素晴らしいところにそこは路地裏、人気もないし、人が入ってくるという気配がない。完全に3人だけの空間だ。
「一体誰がワシらを....！」
「これは痛いな。なんなんだ大災害か」
「違いまーす！正解はワサビとカラシを大量に持ってる皆のアイドルAちゃんでーす！＿＿さーて、覚悟はできてんだろうなこの不審者！」
「「いやお前にだけは言われたくない」」
音速で殴られたせいか2人は身動きも取れない。正直、体がダルいし言うことも聞いてくれないので完全に詰んでいる。ただ最後の抵抗として2人は顔を上げて、自分らを殴ってきた不審者(笑)の顔を拝見したが
やはりあれは悪魔だ。
そしてこいつも不審者としては立派な立ち位置じゃないか？と2人はつっこんだ。
この世のどこにアメリカンサイズのワサビとカラシを持って爆笑している女がいる。ここにいるよ。
「ッそんなワサビとカラシをどこから出した！！！！普通の人間ならそんなもの持ってないぞ！！」
「え？このチューブ？常日頃から持ってるけど？？私はなァ、私のやりたい時に、改心させたい奴を地面に植えてからからこうやって二度と悪事を働けないように遊....ゔゔん、校正させるのが好きなんだ」
「ああ終わった。こいつ普通の人間じゃなかった。もうダメだ....私の野望はここで終わるんだ....前世の私、どんな悪いことをしたんですか？もう教祖やめて引きこもりたいです。この声が届くなら引きニートになってくださいお願いします」
男は辛いよどこまでも。Aの悪魔のような笑みに教祖は精神を壊して、這いつくばった。
「ふん、土下座した後に私になんか奢ってくれたら許さんこともなくもないよ」
「エ！！！！」
そう言ったAにそいつの目は輝いてた。
「違う違う違う！！！！土下座が下手だ！やりなおし！！！！」
まあ最終的には、カラシとワサビが視界に入ると身体がガタガタ震える悲しい体質になってしまったが。
第十六話「貴様、さては頭がいいな？」→←第十四話「なんか店燃えそうだったから2人殴ったってよ」
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mikazuki(プロフ) - すげぇここまで声だして笑えた小説なんてはじめてだわwwwむちゃくちゃ面白かったですありがとうございます！！ (1月8日 17時) (
レス) id: 303456bd13 (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - アッハッハッハ……グッ(死亡) (10月11日 22時) (レス) @page4 id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシさん - カオス過ぎてなんかもうストレスとかブッパされましたありがとうございます！！！ (5月6日 0時) (レス) @page43 id: 89253aef59 (このIDを非表示/違反報告)
イレイザー - 何かカオス過ぎてめっちゃ好きッスwwwwwwwwwwwwwwwwww (2023年4月1日 17時) (レス) @page43 id: 442ffadf8a (このIDを非表示/違反報告)
レモン - わぁ！やっと見つけました！ヤンデレになって求婚してきたマジで好きです！シリアスとギャグ描けるなんてすごいっすね！尊敬します！姉貴！ (2023年3月17日 22時) (レス) @page1 id: 6a1f0a5309 (このIDを非表示/違反報告)
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