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「おい起きろ」
聞きなれた声が右耳から入り左へ抜ける
『あと120分…』
そして布団に再度潜り込む
そんな様子に呆れながらもキヨは駄々をこねた私の布団をひっペがした
「いやいや…2時間も寝る気か。あともうちょいでフジが来るんだから起きろ」
『やめろ………って、え?…うっっそ…こんな朝早くから!?』
焦って時計を確認する
「残念。只今の時刻は午後2時になりま〜す」
そんな寝てた覚えない……
実質寝てたんだけどね
まぁフジだからいいか……
『ほら、風呂入ってこい。その間簡単に掃除してっから』
渡された服はキヨのTシャツだった
…あたりまえだがキヨのいつものいい匂いがする
そのTシャツを受け取りちらっとキヨを見る
『一緒に風呂入る?』
からかっていたずらに笑った
するとキヨはそっけなく踵を返す
「いいから入ってこいよ。めんどくせえな」
『はいはい。黙って入りますよ〜』
笑って返事をしてさっさと入る
お風呂を済まし、用意は完了
ピンポーン
ちょうど来たみたい
ガチャ
「お邪魔しま〜す」
『おっす』
「どもども」
やって来たのは最俺メンバーのフジ
キヨとはかなりの仲良しで私も仲良くさせてもらってる
も〜うほんとめちゃくちゃ優しいいい人だ
「なーんだ。もう揃ってんじゃんか〜。お邪魔しますね」
キヨと私は顔を見合わせた
『「気にすんな」』
見事にハモった私たちにフジは笑う
「お前ら仲良いかよwww」
『「全然」』
またしても
「仲いいなあ。相変わらず2人とも似てんね…」
フジはキヨと私の顔を交互に見て優しく笑う
「まるで俺がいつもうるせぇやつみたいじゃねーか」
『誰がいつもうるせえやつだって?』
キヨの肩を力いっぱい掴む
握力謎に私強いんですよねえ
「痛い痛い!!」
「ほんと面白いわw見てて飽きないw」
フジがお腹を抱えて笑っている
「見せもんじゃねえわ!本気で痛えからな!!」
涙目で訴えかけるキヨは今日も元気です
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わばーす(プロフ) - 凛桜さん» あざますwwとってもステキな内容でぢだ;;;; (2017年8月4日 23時) (レス) id: 4601125a15 (このIDを非表示/違反報告)
凛桜(プロフ) - わばーすさん» 更新さっきしたわボケェ!!www光の速さで返信してやったわ! (2017年8月4日 22時) (レス) id: 3cd213014f (このIDを非表示/違反報告)
わばーす(プロフ) - 小説とっても面白いです!更新いつですか、今日ですか、今ですか、wwwふざけたw (2017年8月4日 22時) (レス) id: 4601125a15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凜桜 | 作成日時:2017年7月10日 16時