34 頼ったれ ページ36
Side sho
kn「それはお前が悪いわな」
A「なんで!」
tn「ゾムは心配して話してくれ言うたんやろ?じゃあ話してやれよ」
A「でも、ゾムくんに傷ついて…」
sho「ゾムも抱え込むなって言ったんやろ?」
A「……」
sho「じゃあ言わなあかんやろ」
無言を貫き通すA
今俺らはAとゾムの喧嘩に巻き込まれている
というか首を突っ込んだ
朝いつも通りのメンバーと出会うと
一緒に出てきたAとゾムがとてつもなく静かだったのだ
ということでAには
俺とトントン、コネシマで
ゾムにはロボロ、グルッペン、そんで大先生で事情聴取を行っている
今んとこ分かったのは
1戦目の対戦相手のユカから侮辱を受けたこと
それで泣いてしまったこと
昨日控え室に来た時は目にゴミが入ったと誤魔化していたこと
ちゃんと笑えてたはずなのに、ゾムにはバレていたこと
そして…
tn「なんで言いたくないなんて言ったかなぁ…」
A「だって本心だし…」
sho「だーかーらー、それがゾムは嫌やったんやろ?」
kn「お前は心配かけたくなかったかもしれんけどな?ゾムはお前が1人で苦しむのが嫌やったんやで」
A「私は、そんなこと望んでない…」
sho「望んでなくても!相手が望んでるんなら、そっち優先せい!」
tn「自分を後回しにしろとは言わへんけど、ちゃんと頼ったれ」
少しの間沈黙が続く
意外にもA本人だった
A「…傷つくかな」
kn「そうかもしれへん、けどゾムは」
「お前に頼って貰えん方がもっと傷つくやろうな」
Aの息を飲む声が聞こえる
その瞬間、Aが動き出す
部屋の扉を開けて
廊下に出て
ゾム達のいる部屋へと走り出す
俺らもそれを見て、ゆっくりと後を追う
しばらくしてバン!!と扉の開く音が聞こえる
kn「アイツ…教官に怒られても知らんぞ…?」
tn「まぁ、解決しそうやしええんちゃう?」
sho「教官もあんまこっちの方こーへんし、大丈夫やろ」
なんて、呑気に会話していると
遠くに部屋の中を眺めている3つの人影が見えた
rb「お、そっちもおつかれさん」
kn「結構ガチで疲れた…」
sho「A頑固すぎんか…?説得するのにクソほど時間かかった……」
gr「まぁゾムは…なんというかなぁ……」
tn「あ、そっちもそっちでめんどかったんね」
ut「まぁねん」
中では2人の話し合いが続いている
…ちゃんと仲直りしてくれよ?
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フラワー(プロフ) - コメント、ありがとうございます!wrwrdだと色んなペアがあるのでそれなら夢主とzmさんで脅威ペア!みたいな...ほぼ書きたいっていう欲望で始めたこの作品ですが、頑張ります!あんこおさんも番外編の方、楽しみにしてます!頑張ってください! (2021年1月18日 7時) (レス) id: 7134aa4a2a (このIDを非表示/違反報告)
あんこお - (初コメ失礼っ!)脅威さんの可愛さが溢れていて、尚かつ夢主と脅威さんがペアを組むっていうのがもう最高です!(語彙力無くてすみません…)更新頑張って下さい!応援してます! (2021年1月18日 6時) (レス) id: 33306f1976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フラワー | 作成日時:2020年12月5日 20時