兄達と旦那さんはスーパードクターズ 24 (ページ31)

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大丈夫、雅?7 ページ31

雅サイド

翔「ここで寝るの？ちゃんと自分の部屋のベッドで寝たほうが体休まると思うけど？」

美味しいミルクティー飲んでほっこりしてソファでゆっくり寝ようかなと思ったのに...
部屋だったら一人になっちゃうもん。

リビングなら潤と翔兄の話し声とかテレビの音とか灯とかある。
そういうほうが案外落ち着いたりするのにー。

「ここで良いの。寝るんだからー。」

翔「雅が良いなら良いけど。自分の部屋に行きたくなったら教えてね。じゃお休み。」

タオルケットかけてくれて肩をポンポンとしてくれた。

潤「翔兄ご飯まだでしょ？すぐ作るから待ってね。何かリクエストある？」

翔「牛丼食いてー。ある？」

潤「うん、ばら肉もたまねぎもあるしすぐにできるよ。ご飯はもうすぐ炊けるし。」

翔「じゃちょっと着替えてくるわ。雅、2階の自分の部屋行かなくて大丈夫なのね？」

そんなに何回も聞かなくてもここがいいんだって！

潤「多分、部屋で1人になるのがいやなんだと思うよ。リビングのこの賑やかな感じの方が眠れるんだと思う。」

翔「あ、そういうことね。」

潤の方がよっぽどわかってくれてるよ。

キッチンから包丁のトントンんというリズムの良いと音や、お肉を炒めてる匂いとか感じると安心する。

しばらくすると階段を下りてくる音、リビングのドアが開く音が聞こえた。

翔「もう寝ちゃったかな？ちょっとごめんなー。」

ほんとはまだ起きてるけど寝たふりをしていると翔兄の優しい手が首筋に触れてきた。

翔「まぁそんな急に熱も下がんないか。雅、ずーっと調子良かったからさ久しぶりに具合悪くなると心配になっちゃうよ。それに折角の休み楽しんでたのに帰って来てからお腹痛くなって。しかも明日からまた忙しくなるのにね。」

潤「そうだね。今夜一晩は注意して見ててあげたほうが良いね。疲れからの熱かもしれないけど、熱と腹痛だと少し心配になるよね。あ、もうすぐできるよ。玉子乗っける？」

翔「うん、お願い。うまそーな匂いしてるー。腹減ったわー。雅も一緒に食べれたら良いけど無理しないほうが良いしね。」

2人の会話を聞いてるだけで落ち着く。
潤も翔兄も本当に優しいもんね。

このまま熱も下がって腹痛も治まってくれると良いけどな。
とりあえず明日からの数日間はオペ入ってないだけましかな。

あー本当に眠たくなってきたからしばらく眠ろうっと。