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だめぇぇえええええ!!!!!!!! ページ42

優さんの手紙を封筒にしまおうとした所で、私はあることに気が付いた。



「あれ……?まだある……?」


取り出してみると、それも便箋だった。

シルク宛と、私宛の二つがある。



「シルクー」

シルク「んー?」



「これ……封筒に入ってたんだけど……」

シルク「まだあったん?」

「そう」



シルクにはシルク宛のものを渡し、私は自分宛のものを読み始めた。





『こんぺいへ

この手紙、見つけてくれたかな?

えーっと、結論から言うと



これからあなたにリベンジします。



結婚したのはわかってる。
だけどやっぱりまだ、貴方の事が忘れられないんです。


こっちに着いてからも、ずっと貴方の事を考えてしまっていて
会えるのは、動画の、画面の向こうだけだった。

俺の気持ちがわかりますか?


あまりこの例えは使いたくないけど


こんぺいが、シルクさんにしばらく会えなくて、動画でしか姿を見ることが出来なかったら

どう思いますか?



俺はやっぱり、こんぺいの事がどうしようも無く好きで

好きで好きで好きで好きで

大好きなんだよ。


それこそシルクさんに負けないくらい。


今更なのはわかってるし、横取りしようとしてるってのもわかってる。

だけど、これだけは言わせて欲しい。



俺じゃダメ?

絶対幸せにする。シルクさんよりも。

俺の方が豪華な暮らしができる。
こんぺいの負担も減る。

考えてくれませんか。



もちろん、日本に帰って会った時は、この話は無しで話せたらと思う。

答えはいつでもいいです。



お願いします。


追伸
シルクさんには内緒でお願いします。




優』




読み終わってから、大変な事になったと思った。



この話は無しでって、そんなこと私ができるはずないし、というか私の学生の頃から苦手なことなんですが。



今まで告白されたことは何回かあるけど、その後友達として続いた人は一人もいない。

むしろ優さんがレアケースなのだ。



シルク「読み終わった?」

「くぁw背drftgyふじこlp;@:「」」

シルク「なんだよw」



見せて、とシルクが大慌ての私の手元に手を伸ばす。



「だめぇぇえええええ!!!!!!!!」


喉が潰れてもいいというくらいの勢いで私は全力拒否した。


シルクも私が珍しく必死なのに驚いたらしく、私の思惑通り動きを止めてくれた。



シルク「まじでどうしたんだよw」


「あ、えっと……」

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設定タグ:Fischer's , フィッシャーズ , シルクロード   
作品ジャンル:恋愛
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未人(プロフ) - くるるMAさん» おおw早いw頑張ります!w (2018年1月3日 18時) (レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - スマホから!早速買ってもらいました!今年も妄想と更新頑張ってください! (2018年1月3日 16時) (レス) id: cfcd9e6d3d (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - 前にやってたやつ的なやつか…リベンジしてみるわ。忙しいのに返信ありがと (2017年12月13日 20時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)
未人(プロフ) - くるるMA さん» そうねぇ...やっぱRPGのパロじゃない? (2017年12月12日 19時) (レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - タブレットから。久々に来たら結構更新されててびっくり。全然関係ないんだけど、私が小説を書くならどんな小説がいいと思う? (2017年12月12日 18時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:未人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/  
作成日時:2017年4月29日 20時

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