宝物×宝物＝ part２ (ページ6)

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わかりやすいのかもページ6

本名は載せたくないので、優菜の呼び方もシルクで統一します！ごめんなさい！

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Aが出ていった後、優菜がきまずそうに言った。

優菜「シルクさ、あの子のこと、好きやろ」

シルク「っはぁ!?////」

優菜「ふw顔真っ赤。わかりやすすぎやて。そういうとこ、変わってないよなあー」

なんで…誰にも言ってないのに。

シルク「なんでそう思った？」

優菜「シルク、隣にこんぺいちゃんいたりするとなんかそわそわしてるから」

嘘だろ？

俺バカかよ…

優菜「………でもな」

優菜の声は急に暗くなり、俺は彼女を見据えた。

優菜「あの子きっと、武田優さんのこと、好きやと思う」

…なんでだよ。

あいつが優ってやつと一緒に飲み行くって言ってたから、イライラしてたのに。

なんで今、そういうこと言う？

シルク「…根拠は」

意識しなくても低めのトーンになってしまったが、優菜は怖じ気付く様子もなく、淡々と話した。

優菜「優さんといるときのこんぺいちゃん、なんだか生き生きしてんな思て。シルクには気の毒やけど、優さんもきっと、あの子のことが…」

シルク「やめろよ」

それ以上聞きたくなくて、優菜の言葉を遮った。

わかってる。それくらい。

あいつが優のこと好きなのかはまだわからないけど

俺のことを、ただの仲間とか男友達としか見ていないってことくらい。

わかってるから。

優菜「そ、そこでや！」

良い案を思い付いたとでも言うかのような顔で、優菜が俺の方を見つめた。

気まずい空気がさらに気まずくなった気がする。

優菜「シルクのこと、好きになってもらえるように、こんぺいちゃんと、もう少し関わってみたい！せやから、連絡先教えてくれへん？」

協力するから、と手を合わせてこちらを拝む優菜。

俺は無理矢理なことをしないということを条件に、Aの電話番号を教えた。

優菜「楽しみにしててな！」

んじゃ、そろそろ眠いから帰りまーすと、優菜は楽屋を勢いよく飛び出していった。

――――――あれ絶対眠くねぇだろ。

そんなツッコミをしつつ、俺もそろそろ帰ることにした。