ドッキリ←→ドッキリ ページ42
「どうもフィッシャーズこんぺいです。ただいまですね、今日の動画の編集が終わってないというダメダメなシルク君が急ピッチで編集しているので、邪魔しにいきたいと思います。」
ちなみに企画の趣旨は、シルクが動画投稿にどれだけ真剣かを確かめることでもある。
真剣であれば、私に何かされても怒るか、無視して編集に集中するだろう。
それを説明し、
何事もないように部屋を出て、シルクを映す…
が、そこで私の企画は呆気なく散った。
「何やってんの!?」
シルク「Twitter」
編集してることが大前提だったのに、真剣もくそもないじゃん。
しかも腹筋見えてるし。
呑気に寝っ転がってんじゃねぇよっ!
「編集は?」
シルク「めんどくなってパソコンあさってたら撮り溜めしてたの一本あったから今日の動画それにした」
「Twitterで何やってんの」
シルク「え?お前の寝顔流出させてる」
おいおいおいおい!?
「は!?!?」
シルク「はいかんりょーう」
はいかんりょーう。
じゃないっての!!!!!!
カメラを一旦机に置き、すぐさま自分のスマホからチェックする。
「…なぁんだもうふざけんなよー!ンダホのじゃんか!」
アヒャヒャヒャヒャヒャと甲高い声で笑うシルクは、本気でうざい。
シルク「ドッキリー?だーいせーいこーう!」
え、ドッキリ?
再び手にしたカメラをシルクに合わせていると、シルクはマネキンが置いてあるあのスペースから、カメラを取り出した。
シルク「名付けて!彼氏が、彼女の寝顔をTwitterに上げると言ったら、本人はどうするのか!」
「撮ってたの?」
シルク「ばっちり。w」
「いつから」
シルク「お前が向こう行ってから。」
「そのカメラ誰の」
シルク「むわあーさーい(マサイ)の」
このドッキリのために、わざわざ借りておいたらしい。
なんでも、私が突然動画を取り出してもいいように、とのこと。
なんでこういう所でカリスマ性発揮すっかな…
よりによってドッキリで。
「もうお前には呆れたわw」
シルク「ごめんごめん、wそんな嫌がると思ってなかったwww」
あー面白いw
とシルクはカメラを止めた。
「どうせこれセカンダリになるんでしょ?w」
シルク「メインにするつもりだったの?w」
「まぁ、一応」
シルク「まだまだだな」
「うるせぇ!w」
やっぱり私達、他人には引き剥がせないみたい。
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未人 - かなやんさん» これからもよろしくお願いいたします! (2017年3月29日 21時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - はい!初のコメントです!いえいえ!! (2017年3月29日 21時) (レス) id: 8229cd8f04 (このIDを非表示/違反報告)
未人 - かなやんさん» 初のコメントですね!ありがとうございます!そう言って頂けると嬉しいです! (2017年3月29日 20時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - 更新たのしみにしてます!応援してます! (2017年3月29日 19時) (レス) id: 8229cd8f04 (このIDを非表示/違反報告)
未人 - 凜ちゃん 【凜松チャンネル】さん» 泣かないで下さい〜!これからも応援してあげてくださいね! (2017年3月25日 10時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/
作成日時:2017年3月4日 17時