宝物×宝物＝

提案2 ページ5

シルク「で、何？」


「…一応、私にもリスナーさんたくさんいるでしょ？」


シルク「まぁ、チャンネル登録者数もスゴいしな」


「そこでなんだけどさ、きっとみんな、私が突然フィッシャーズに入るって言ったら、驚くし、もしかしたらすごい反対されるかも知れない」


シルクが確かに…という顔になった。


「だから、アンケートを取ろう！」


そう。私が考えたのは、私がフィッシャーズに入ることについて賛成か、反対かを聞くアンケートという方法だった。


「YouTubeのコメントで聞いてさ、賛成が多かったら入る」


シルク「反対が多かったら？」


「それだけ私単体を応援してくれてるって事だから、入らないよ」


シルクは複雑な顔になった。


さっきから表情が忙しいな、こいつ。


シルク「わかった。じゃあ、俺らのチャンネルとお前のチャンネルで聞こう」


「うん！」


そこで私は、動画中だったことに気がついた。


「ていうか、ガチな話すぎて動画撮ってんの忘れてたわw」


シルク「これセカンダリにアップするわ」


「やめろっ！人の失態を…！」


シルク「もう遅い遅い」


シルクは手をしっしっとして、私の抵抗も虚しく終わった。


シルク「はい、ということでね、ウオタミの皆さんと、こんぺいのリスナーさんとで、アンケートを取ります。投票は、コメント欄からお願いしまーす」


「賛成の方は、○、反対の方は、×と投票してください！期間は、１週間！」


シルク「勝手ですが、○×以外の投票は無効とさせていただきます。」


「え、マジ？」


シルク「なに、それもありにする？」


「別にありでいいでしょ」


シルク「じゃあありで」


二人で顔を見合わせて笑う。


「じゃあみなさん、せーn「おいおいw」なに」


シルク「ここ俺のチャンネルだろ！wなんでお前がアデューしようとしてんだよw」


「…アデュー！！」


シルク「おおおおい！w」

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