Smile保育園

33 【 Fside 】 ページ33

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みんなが寝てから
俺は俊哉先生に呼び出しをくらった





『 あの .. 宏光くんは何で怒って「 それですよそれ！ その呼び方！ 」


はっ !?




「 昨日まで健永くんの事くん付けしてたのに今日突然健永なんて呼んじゃって 」



『 それは健永がくん付け嫌いって言ったから .. 』



「 宏光くんは先を越された気がして嫌だったみたいですよ 」




そっか .. , 俺は名前で呼ばせてるのに
俺が呼んでないもんな ..






「 あと宏光くんが何で外で遊ばないか先生ご存知ですよね? 」



『 .. 何でですか? 』



「 知らないで宏光くんにベタベタしてたんですか!? 」



うっ .. スミマセンデシタ ..





「 宏光くんは体が弱くて 外に出て走り回ったりする事も出来ないんです 」



『 だからお部屋で遊んでるんですね .. 』



「 外に出る事は許されてるんですけど一度倒れた事があって , それがトラウマで出れないんです 」



俺 , 宏光くんの事何も知らなかった ..





「 宏光くん 外で楽しそうに遊ぶ先生見て 外で遊べたらもっとにこにこしてくれたかなって 凄い悲しそうに言ってました 」


『 そんな .. , 宏光くん .. 』




「 それで俺が先生の似顔絵書こうって誘ってせっかく上手に書けてたのに .. 先生が健永くんに大好きなんて言うから .. 」


はぁっ てため息つく俊哉先生






聞こえてたんだ ..
宏光くんが一番って事
伝わってると思ってたのにな ..




「 不安なんだと思います 」


『 へ .. ? 』


「 宏光くん , まだ自分が一番って言われても離れてる間に他の子の所に行っちゃうんじゃないかって怖いんだと思うんです だから宏光くんにどんなに拒まれてもずっと側にいてあげて下さい 」





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いつも読んで下さる皆様
コメントを下さる皆様


本当に有難うございます ( ¨̮ )




これからもコメント , 評価
お待ちしております φ(._.)




以上ふうちゃそでした！



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