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向日葵の頁 ページ1
夏は心霊の季節
「どうもFischer's シルクです！」
「ンダホ！」
「モトキで〜す」
「マッサイ！」
暗闇の中で4人の青年達が
カメラを片手に楽しく談笑しながら
階段を上って行く
青年達の向かう先には赤い鳥居が見える
その鳥居には【月詠神社】と書いてある
青年達は赤い鳥居の前で立ち止まると
自分達の持つカメラに向かって喋り始めた
シ「今回は女性の霊が出るといわれる心霊スポット【月詠神社】に来てみたっという企画です
名前がNAR○TOのイタチの瞳術みたいだね」
リーダーのシルクがとても楽しそうに
手を叩くと周りの静けさと共鳴して皆の耳に響き渡った
ン「そんな軽いノリでいいの！？」
シ「ダイジョーブ」
ンダホがやや心配そうな顔をして
シルクに問うがシルクは満更でもなさそうだ
モ「で、"女性の霊"というのはどういうのなの？」
モトキがようやく本題に入ると
よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに
シルクの後ろでカメラを構えていた
マサイがシルクにカメラを預け
スマホを片手に前へと出た
マ「ここはもう管理する人が居なくなって大分放置されてるみたいで
もう撮影はご自由にみたいな感じなんだけど
昔この一帯に村があって、その村には生贄の風習があったらしくて…
その生贄に選ばれた女性の霊が出るって言われてるんだって」
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作者名：神楽坂ノ坂道 | 作成日時：2019年9月19日 21時
