２話【女海賊と老人】 ページ4
「お目覚めかな？
エレン君」
俺の名を呼びながら
ニヤリと笑った。
なぜ笑ったかは知らないが
俺をからかいたかったのかもしれない。
「ええ。よく眠れましたよ。
でもミカサやアルミンに会いたいんです。
会わせてください」
しかし老人は白いヒゲを触りながら
それには答えなかった。
すると隣にいた女が
腕組みを解いてこちらをにらんできた。
なんとなくその顔が
リヴァイ兵長に似ていた。
「なあ、エレン。
お前が捕まった理由を知っているか？」
喋り方も兵長とそっくりで
俺は驚きのあまり
兵長！？
と言葉になって出てしまった。
なんということだ。
「兵長？ 誰のことだ？
もしかしてあのリヴァイ兵長のことか？」
「はい。喋り方が似ていたのでつい……」
「そうか……お前もそう思うか？
まあ、私はAだ。兵長ではない」
そのAという女は
さらににらんできた。
だがしかし
俺はそれが彼女のくせだと解釈した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「進撃の巨人」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うららk - セナさん» あ、ありがとうございます。 (2017年10月26日 8時) (
レス) id: ac66c54604 (このIDを非表示/違反報告)
セナ(プロフ) - お疲れ様でした！！ (2017年10月25日 22時) (レス) id: 9d75edd631 (このIDを非表示/違反報告)
うららk - 綾芽@さん» わざわざコメント、ありがとうございます。 (2017年10月25日 18時) (レス) id: ac66c54604 (このIDを非表示/違反報告)
綾芽@(プロフ) - うららkさん» お疲れ様でした(*´∇｀*) (2017年10月25日 17時) (レス) id: c87849eac6 (このIDを非表示/違反報告)
うららk - 長い話ではありませんでしたが、見てくださりありがとうございました！ (2017年10月25日 10時) (レス) id: ac66c54604 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
