【ヒドイン返還作戦】転校生のヒドインとの最終決戦！！【名前変換オリジナル】

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そして休憩時間。
私は皆を連れて空き教室へ来た。

オラフなんとか先生は大事な話だって言ってたけど、それはプリンツェーザ関連で間違いないだろう。

そして、ドアを二回ノックする。

「どうぞ〜」

中からそんな声が聞こえると、私達は空き教室へと入って行った。

「失礼します」

「あら、Aさん、それに皆も！
待って居たわよ。
あ、好きなところに座ってね」

オラフなんとか先生はそう言うと、ホワイトボードの前に立った。

「『大事な話がある』とAから聞きましたが、それは一体……？」

フランソワがそう尋ねると、オラフなんとか先生はホワイトボードに

『ープリンツェーザ達の企み
ー洗脳方法
ーレオナさんが病んだ理由』

と書いた。

「これって……！」

レイチェルが驚いた顔をする。

「えぇ。
ここに書かれてある通り、プリンツェーザ達の企み、洗脳方法と、レオナさんが病んだ理由がわかりました。
皆さん、教卓の周りに集まってください」

やっと来たか……！

「まずは、プリンツェーザ達の企みから話すわね」

オラフなんとか先生はそう言うと、カバンからノートパソコンを取り出し、あるデータをクリックした。

「いい、よく聞いて」

再生ボタンがクリックされて、聞き覚えのある3人の声が流れる。

『クリスマスコンサートがラストチャンスだ』

と、低めの声の人が言った。
これは……ホワタ？

『わかりました、兄様』

このくぎゅボイスは朱里だろう。
某国擬人化漫画の利日店(誤字)にしか聞こえないのは私だけなのだろうか？

『そうすればこの世界は僕達の天下だね！』

この甘ったるいキャンディボイスはプリンツェーザだ。
天下って……まさか！

「わかりましたか？」

オラフなんとか先生は一旦音声を止めると、そう皆に尋ねた。

「……学園主催のクリスマスコンサートで、生徒や保護者もろとも洗脳しようってこと？！」

「正解です、モニカさん。
プリンツェーザ、ホワタ、朱里の3人は、学園主催の生徒やその保護者や教師だけが参加できるクリスマスコンサートで、何らかの方法で学園関係者全員を洗脳しようと計画しているのよ」

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