好きか、嫌いか、 Y.T 【7】

#315 ページ15

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藤北『おつかれー』



程なくして部屋に来た北山さんと藤ヶ谷さん
そしてすぐにルームサービスでお酒も届いた

玉『会計は702号室でつけといてもらったよ〜』


北『おいっそれ俺じゃねえかよ！』


藤『いーから飲も飲も』




ホテルの一室で小さな二次会が始まった





北『あーだめだ
さっきの酒がけっこー残ってるわ』


玉『ミツも歳だからね』


北『おい！それゆーなよ』




打ち上げでかなりのんだから
数杯でみんなの顔が赤くなった



藤『Aちゃんは？まだいける？』


｢いけますよー！
いい感じに酔っ払いです♪｣


玉『おっいいね〜
次これ開けよーよ』



嬉しそうに手にしたシャンパンを
ポンっといい音で開けた



玉『唐沢ちゃん、グラス』



頼んだシャンパンと一緒に運ばれてきたグラスを手渡すと
シュワシュワと音を立てながら注がれていく



玉『どーぞ』


｢ありがとう｣




口をつけ流し込むと
広がる炭酸がなにかを一緒に流し込んでくれるように
一気に喉へと伝わった



藤『俺も飲も〜』


玉『ガヤのグラスもちょーだい。
･･･あっやべっ』



勢いよく溢れる泡と慌てる裕太



玉『唐沢ちゃん拭くもの！
あーあーあー』




ボタボタと溢れるシャンパン
咄嗟に近くにあったティッシュを渡す




玉『セーーーフ』



北『アウトだろ』







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