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#285 ページ35

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玉『唐沢ちゃん発見したよー!!』




外に出て止まってる車に大きな声で話しかけると


中からヒョコっと顔を出した藤ヶ谷さん




『こっちこっちー!』って


ブンブン手を振るから


こっちも控えめに手を振り返した





玉『行こっか』





さっきまで握られてた手が離されて


手のひらにスっと風があたる


なんだか寂しくなっちゃって


その手を握りしめた






促されるままに車に乗ると


中には北山さんがいて


運転席に横尾さん、助手席に藤ヶ谷さんがいた





裕太と一緒に後部座席に乗ると


すぐにその車は動き出した






横『Aちゃん、イタリアンでいい?

俺の知り合いんとこなんだけどさー』



「え…?」



北『あれ?もしかしてイタリアン苦手?

んじゃ違うとこ行くか〜。

よこーさん!行き先変更かも!』



北山さんはスマホを取り出して

んじゃ、ここかな〜って言いながら

新たなお店を探し始める



「いや、そうじゃなくて・・・」



藤『もし食べたいもんあったら

遠慮なく言ってね』




藤ヶ谷さんが振り向いて優しい言葉をかけてくれる


いや、まずそれ以前に






「ご飯、食べいくんですか?

何も言われずに裕太に連れてこられたんで

いまいち状況が把握できてないんですけど…」




北『は!?たま、言ってねーの?』




スマホからこっちに目線をうつして

いつも以上に目を丸くした北山さん




藤『たまぁ〜(笑)』


横『も〜。

ごめんね、Aちゃん』



呆れたように、でも笑ってる藤ヶ谷さんと


何故か謝ってくれる優しい横尾さん





玉『あれ?言ってなかった?

ごめんごめん』




なーーんも悪いと思ってない裕太





横『今日早めに終わったでしょ?

帰るには早いしご飯でも行こっかって。』



藤『それでさっきのとこで

どこ行こうかって話してたら

何人かスタッフさん出てきてさ、

これで全員帰りですか?って聞いたら

唐沢さんだけ残ってますよって言われたから

じゃあAちゃんも一緒にどうかな?

聞きに行ってみようか・・・

って流れだったんだけど…』



北『なーんも聞いてないってことね(笑)』








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えり(プロフ) - ももまるさん» コメントありがとうございます!長い間放置してしまったのに読んで頂けて嬉しいです♪また少しずつ更新するのでよろしくお願いします! (2020年4月9日 22時) (レス) id: 7410ca554b (このIDを非表示/違反報告)
ももまる(プロフ) - とても作品が大好きで更新される度に嬉しく思います!これからも頑張ってください(^-^) (2020年4月8日 13時) (レス) id: 0122df1ce4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えり | 作成日時:2020年4月7日 23時

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