番外編５No.1 ページ5
アイ「え？キッチン？」
貴女「そう。貸してもらえねェかなーと」
アイ「何で？」
貴女「ほら、明後日ってホワイトデーらしいじゃん？」
ジュアに聞いたんだけど、バレンタインのお返しをする日らしい。
アイ「あー……そっか。Aはサボから逆チョコもらったんだっけ？」
貴女「うん。だから作ろうかと思って」
アイ「それなら全然構わねェよ！」
貴女「ありがとう!!」
材料は前に買っといたからあとは作るだけ…なんだけど、冷やす必要もあるしなァ。
「お、いいところに!!なァA！」
貴女「？」
────
──
サボside
コアラ「ん？サボ君どうしたの？」
サボ「いや……Aが、やけに男と喋ってるなーと思って」
コアラ「あー…だからそんなムスッとしてるのね」
……そんなに顔に出てたか？
コアラ「君がヤキモチなんて…記憶戻ってから初めてじゃない？」
サボ「そうだったか？」
コアラ「うん。記憶戻ってからはなんか…余裕ができたような？…まあほら、Aは目移りせず10年もサボ君を好きだった訳なんだし、問題ないと思うけどねェ」
そりゃあそうなんだけど……。
だからと言って余裕ぶってもられねェんだよ…。
あいつ、人気だし。
あ"ー!!Aが他の男に目移りするとか、そういうことじゃなくて……何か、気に入らないんだよなァ…
普段は仕事の話しかしてない男達に囲まれ話しているAを、チラリと見ると仕事へと意識を戻した。
そうでもしねェとずっとモヤモヤしてやってらんねェ!!
───
─
？「サボ」
サボ「ん？…あ、A」
貴女「手ェ進んでねェよ？どうした？」
サボ「え、あー…いや、別に」
お前のせいだよ。
…なんて、そんな訳ねェんだけど。
貴女「あ、ホワイトデーはちゃんと分かってるからな」
あ、そういや明日か。
サボ「おう、楽しみにしてんな」ﾆｯ
そう言うと、Aは笑って返してくれた。
貴女「まァ、返す女は私だけなんだけど」
サボ「バレンタイン忘れたり知らなかったりする女がお前だけだもんな」笑
貴女「ほっとけ」
サボ「…あ、なァA──」
貴女「あ、ごめん。後でな!!」
何か気づいた様子のAはすぐ行ってしまった……。って、また男かよ……
別に心配とかじゃなくてただ…嫌なんだよ、Aが男に囲まれて笑ってんのが…。
サボ「…はァ……」
いや…そんな独占欲持ってる自分に嫌気がさす……
今に始まったことでもねェんだけどな。
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シルネ(プロフ) - れい！さん» ありがとうございます！一応完結まではまだ書くつもりでおりますが、長らくお待たせしてしまっていて……申し訳ありません。お待ちくださると幸いです。これからもよろしくお願いします！ (2022年10月1日 17時) (
レス) id: 8277e16aa6 (このIDを非表示/違反報告)
れい！(プロフ) - 続き気になりますもう更新はしないのでしょうか？ (2022年9月20日 17時) (レス) @page28 id: 9b5f9f849f (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - 柊さん» こんな長い作品を読んでいただき、ありがとうございます!! 最近、スランプ気味で……(苦笑) 早く、続きを書けるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします!! (2019年12月11日 6時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2019年12月10日 23時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - マリン さん» ありがとうございます！早くスランプを抜け出し、スラスラ書けるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年8月16日 17時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルネ | 作成日時：2019年2月22日 15時
