30話 ページ32
貴方side
『どうしたの?萩原』
松田「お前、何で伊達に彼女いるって
知ってるんだよ…」
"うんうん"って首を振ってる萩原と零と景光
え、そんなこと?
『この前伊達に頼まれて彼女さんにあげる
プレゼント選びを手伝ったんだよ
そのときに知った…
てか、知らなかったんだ』
"言ってなかったの?"って伊達に聞けば頷く
にしてもナタリーさん可愛かったなぁー
萩原「じゃあ、柚月ちゃんに彼氏いるの?」
僕の方に身体を乗り出して萩原は聞く
『いるよ?』
こてんと首をかしげながら言ってみる
本当は嘘だけどね。
でも、夜な夜な僕の部屋に来て
しかも僕の家に泊まろうなんて言うから
ちょっぴり騙してやろうかな
それで諦めてくれたらそれはそ……___
「「「「「はあぁっ!!??」」」」」
ガタンッ
ドンッ
バタバタッ
ガッシャン
……れで良いと思ったんだけど、予想外の反応だわ
僕を除いた5人が驚く。
ガタンッは零が椅子から落ちた音
ドンッは松田が脚をローテーブルにぶつけた音
バタバタッは萩原と景光が暴れた音
ガッシャンは伊達がコップを落とした音
『零、椅子に座り直して
松田、脚大丈夫?痛いなら湿布あるから言って
萩原と景光は落ち着いて座って
伊達、コップは無事?
そんでもって、嘘だし。』
諸伏「ほんと!?本当だね!?
彼氏いないんだよね!?嘘じゃないでしょ!?」
景光に肩をがしって掴まれて
前後にグラグラ揺らされるぅー…
待って、酔う。酔うから待って、ねぇ止まって
伊達「諸伏、落ち着け、柚月が死にそうだ。」
諸伏「あ、すまん」
ハッとした景光は僕の肩を離す
でも、目を回してる僕は立ってられなくて
後ろに倒れそうになった
諸伏「やべっ」
降谷「っと、大丈夫か、柚?」
よろけた僕に向かって景光が手を伸ばすけど
届かなくてそのまま椅子に座った零に支えられた
……までは良い、何で腰に腕を回してるよ。
『ありがとう、零。そんでもって腕離せ』
降谷「…分かった」
しぶしぶ離してもらった僕は伊達の方に逃げる
伊達は苦笑いしながら落としたコップを持ってる
松田「それで、泊まって良いのか?」
『…はあ、いいよ。別に誰もいないし。』
萩原「やったね!ありがとう、柚月ちゃん!」
僕の手をさらっと握って微笑む
…成る程、確かにこの微笑みに
女子が落ちるのは納得だわ、うん。
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ぽこぽん(プロフ) - 命亜さん» ご指摘ありがとうございます。そうなんですよね。でも生憎とこの小説はご都合主義とオリジナルの産物なのでご容赦ください。 (2022年5月15日 8時) (レス) id: d7923ddccb (このIDを非表示/違反報告)
命亜 - ゼロヒロは親居ませんよ? (2022年5月13日 10時) (レス) @page5 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - 夜空 -Night Sky-さん» やったね!感想を送ってきてくれるの楽しみにしてます!((想像した悲しい結末にならないよう祈ってね!☆ (2020年6月6日 11時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
夜空 -Night Sky-(プロフ) - ぽこぽんさん» 了解です!泣きます!((( ちなみに、それで泣いたのは悲しい結末を想像してですw (2020年6月6日 10時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - 夜空 -Night Sky-さん» はやっ!?でも、私のかいた小説で泣いてくれるなんて正直嬉しいです!変な感じしますけど笑。これからも、もっと泣かせにいくのでどんどん泣いて最後はハッピーエンドになってください!……ってそこは私の腕次第ですな。 (2020年6月6日 10時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽこぽん | 作成日時:2019年10月2日 15時