嫉妬、そしてーー。 Second ページ32
帝統という単語が今そこで出るかと思いいらついて思わず彼女を突き放してしまった。
『触らないでください。小生今は貴女に構っていられるほど暇ではないんです。』
わかっている。彼女に悪気などないということ。
「ーーぅ」
小生の勝手なヤキモチなことなど重々に承知はしていても、やはり妬いてしまうだろう。
「ーーろう！」
心が狭いなぁ、と痛いくらいに思う。
「ーんーろう！」
「幻太郎！」
「えっ...あ、はい。なんですか、乱数。」
ぼーっと見つめていたせいか、隣で声をかけてきた彼の存在に気づけなかった。
「もー！何ですか、じゃないよ！この雑誌次の巻どこにある？」
「え、あぁ。それならこの本棚にあるはずですが。」
「お、ありがとー！...なんかあった？」
嬉しそうに本棚から雑誌を取った後、ロリポップ片手に聞いてくる彼。
「え？あぁ、いや別に。」
「ふーん...。」
彼は立ち止まった数秒固まった後、
ニヤリ。
意味深に笑みを浮かべ、机の上に雑誌を置いた。
そしてゆっくり彼女と帝統の方に向かって歩き出し、
「ぎゅぅー！」
「！？」
「ひゃっ！きゅ、急になんですか、乱数さん！」
「えへへ〜！楽しそうなことやってんなぁって、僕も混ぜてよ！」
抱きついた。
思わず立ち上がろうとするが先ほどまでのこともあり、グッと踏みとどまる。
するとその様子をチラリと見た乱数が、さらにニヤリと笑い、さらに彼女にくっついた。
嫉妬、そしてーー。 Third→←嫉妬、そしてーー。 First
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桜月花(プロフ) - cocoaさん» 結婚式の話...そういえば書いてませんでしたね！笑 続編を作るので書かせていただきます！リクエストありがとうございます！ (2019年2月8日 5時) (
レス) id: 8714acda80 (このIDを非表示/違反報告)
桜月花(プロフ) - Thistle*さん» リクエストありがとうございます！お子さんの2人目ですね！書かせていただきます！ (2019年2月8日 5時) (レス) id: 8714acda80 (このIDを非表示/違反報告)
桜月花(プロフ) - 牧村カノンさん» リクエストありがとうございます！続編を作るので、ぜひ書かせていただきます！すごく可愛いネタをありがとうございます！ (2019年2月8日 5時) (レス) id: 8714acda80 (このIDを非表示/違反報告)
桜月花(プロフ) - 理鶯&幻太郎LOVEさん» ご協力ありがとうございます！誘拐されたら。面白そうですね！ぜひ書かせていただきます！ (2019年2月8日 5時) (レス) id: 8714acda80 (このIDを非表示/違反報告)
桜月花(プロフ) - 俺の愛は前野さんのためにあるさん» ご満足いただけたようで何よりです...！わかりました！続編の方にあげさせていただきます！リクエストありがとうございます！ (2019年2月8日 5時) (レス) id: 8714acda80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜月花 | 作成日時：2019年1月21日 17時
