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story9★ ページ11

エスナside

私はいつもの場所に到着した。そして辺りを見渡してみるが…………


マリの姿はまだどこにもなかった。


ちらっと時計を見るとまだ待ち合わせ時刻の10分前。まぁ、マリの事だから来てないのは当たり前っちゃ当たり前かもしれない。


エスナ「いつもの事だし………気長に待と。」


と、私は近くにあったベンチに腰かけた。この時の私は″気長に待とう″と思っていたのだが……


エスナ「遅い!!」


あれから10分待っても20分待っても、マリは姿を現さない。マリが忘れるってことはなさそうだし(シュークリームの事だから)どうせ遅刻か、道草をくっているのだろう。


エスナ「はぁ……」


私がひとつため息をはくと、バタバタバタ……っと大きな音がした。そして、その音はだんだんと近づいてくる。私はその音がした方向に目を向けた。


マリ「エスナー!!ごめん!」


そう叫びながら、マリがこちらに向かってきていた。


エスナ「いつもの事だし、気にしてない」


あぁ、あの時のレクターとフロッシュもこんな気持ちだったのかな………?


マリ「本当?ならよかった!じゃ、さっそく行こっ!!」


エスナ「本当、ポジティブ」


私がボソッと呟くと、マリがん?と言ってこっちを向いたから、私はなんでもないと答えた。


エスナ「行こ、早く食べたいんでしょ?シュークリーム」


マリ「うんうん!行こう行こう!!」


マリはそういって、私の腕をつかんで走り出した。


エスナ「転ばないでよ、」


マリ「だ、大丈夫だよ!!…………たぶん。」


あー、こわいこわい。まぁ、いざとなったら魔法で何とかするか…………。

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ラムネン☆ - はい!!楽しみにしています! (2017年9月18日 19時) (レス) id: 539221e456 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラムネン☆さん» ありがとうございます!フェアリーテイルをあまり知らない人にも読んでいただけていると知ってとても嬉しいです!こらからも楽しんでもらえるよう、頑張ります! (2017年9月18日 19時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
キャンディット(プロフ) - ラムネン☆さん» ありがとうございます!!!!それは良かった! 続編でも、よろしくお願いします! (2017年9月18日 19時) (レス) id: 8583ad440a (このIDを非表示/違反報告)
ラムネン☆ - こんにちは!めっちゃ面白いです!あまりフェアリーテイルの事はわからないけど、とても楽しく読めました!これからも頑張ってください(●´ω`●) (2017年9月18日 19時) (レス) id: 539221e456 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セレーナ・ラフィーネ&キャンディット x他1人 | 作成日時:2017年8月26日 20時

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