天然悲劇のヒロインなんて・・・5【稲荷崎】

着いたで、でデニー ページ36

電車に揺られて3時間ちょい、私たちは目的地であるでデニーランドへと辿り着いた。


『シンデレラ城すごく綺麗...』


遠目でも見えたけど近くで見るシンデレラ城はすごく綺麗だ。あんな所に毎日住んでる王子様とか、シンデレラとか凄く憧れる。


北｢人多いし迷わんように手繋ご｣


『そうですね！』


流石やでデニーホンマに人が多い。人の海の中に飛び込んで私みたいなチビは一瞬で溺れちゃいそう。


侑｢北さん！ビックサンダーマウンテン乗りましょう！｣



子供のように目を輝かせて宮侑は言った。
精神年齢が下がるのはバレーだけじゃ無いみたい。
ビックサンダーマウンテンの方に行くと長蛇の列が



角名｢うわ、人多い｣


銀島｢まぁ、人気のアトラクションやし｣


治｢ここでデニーやから｣



当たり前っちゃ当たり前なのか。
どこ行っても結局は並ぶのだろうから私達はビックサンダーマウンテンに乗る事にして並んだ。









.





店員｢次のお客様〜｣



並ぶ事1時間、やっと順番だ...
まさかここまで並ぶなんて



侑｢ほら、北さんとA先頭行きや！｣


北｢おん、A行こか｣


『はいっ』



スプラッシュマウンテン見て思い出した、これ一応早いんだよね？私さ、絶叫系1度も乗ったことないの。て言うか遊園地に来るのは小学生ぶり、今になって若干の怖さが...



北｢もしかして、苦手やった？｣


『あ、いや初めてこういうの乗るので』


北｢そうなんか、俺隣に居るし安心してや｣


『北先輩隣だとたしかに安心しますね』


そんなこと言われたらさ、安心するしかないじゃん
先輩隣だとなんな、心強いし。









.


店員｢ありがとうございました〜｣


だいたい4分くらいの旅が終わった。
なんか、途中で水がジュワッて出てきたり、動物いたり凄かったよ！！


北｢大丈夫やった？｣


『はい！楽しかったです！』



もう一度乗りたいレベルだけど、また1時間並ぶのはちょっと...
それに、お金的にも他のも乗りたいし



北｢次はどこ行こか？｣


『んー、じゃあアレ乗りたいです！』


アレと指したのはイカダみたいなやつ。
すごく楽しそう、それに余り待たなそうだし息抜きにちょうどいいかなぁって。



治｢トムソーヤ島いかだか｣


北｢あんま並ばんし息抜きに行こうか｣


侑｢アレな、途中でカモが近くに来るんよ！可愛ええで！｣

『おー！楽しみや！』



ホントに、全然並ばなかった。
10分くらいで順番が回ってきた。



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