令和の時代からこんにちは3【鬼滅の刃】 (ページ10)

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エピソード胡蝶しのぶページ10

胡蝶side

私は彼女が柱になる前から彼女の存在を知ってました。それはもちろん彼女の師匠こと氷柱の
｢花咲葉玲｣さんから散々話を聞かされましたから

ある日、葉玲さんが任務で怪我をしたから治療してくれと蝶屋敷に訪れました

彼はカナエ姉さんととても仲がよかったです、顔立ちが良く優しくて強い。まさに理想のような男性でした、そんな葉玲さんに姉さんも惚れ込んでましたねぇ…

けど彼とは誰も合同任務をした事がありません

花咲｢俺継子が出来た｣

胡蝶｢えっ！？氷の剣士ですか！？｣

花咲｢あぁ！俺の継子は凄いんだ！！〜〜｣

その日以来そんな彼がまるで我が子を自慢するように継子の話ばかり。凄い！強い！賢い！可愛い！美人！って

花咲｢みんなに合わせたいけど合わせたくない｣

胡蝶｢何ですかそれ｣

花咲｢独り占めしたいけど、みんなに見せたら惚れちゃうから｣

胡蝶｢…へぇ｣

その時は突然でした、彼が死んだということを柱合会議で聞きました。みんな彼と親しかったので大層驚いて悲しんでました、継子の子が1番悲しいんだとか思いません

御館様から彼の継子がこれからの氷柱だと言われたとき正直受け入れにくかったです

きっとみんなもそうでしょう。
でも彼が認めた継子だから……と。

御館様に呼ばれた彼女が私たちの前に出てきて挨拶をしました。その薄緑色の目は凛と澄んでて吸い込まれそうなほど綺麗でした。

けどその瞳の奥底には覗けないほどの深い闇が見えました

宇髄｢よし！今日は宴会だな！｣

その宴会で彼女の敬語は抜け方言が出ていました。御館様曰く未来から来そうな

胡蝶｢私は鬼殺隊の中で唯一鬼の頸が斬れない剣士なんです｣

A｢へー｣

胡蝶｢だから鬼を殺す毒を開発したちょっと凄い人なんですよ？｣

A｢天才やん！！でも、斬れへんのはあかんなぁ｣

胡蝶｢…え？｣

A｢いつか、斬らんとアカンときが来るから。その日まで斬れるよう練習しよ！｣

そして彼女と腕を鍛え鬼になりたての鬼くらいなら斬れるようになりました

童磨戦で助けてくれたときこの子なら

とも感じました

その後の童磨が葉玲さんを食べたと知った彼女は誰よりも怒りました
そっか…誰よりもこの子が1番悲しかったんだ…辛かったんだ…

初めは嫌悪感もありましたが今ではすっかり無くなりとても親しくなりました

A｢しーのぶちゃーん！！｣

あっ、彼女が呼んでます。行かなくては、それでは！！