柱マネー ページ46
この村にもう鬼は居ない。もう私はこの村に用はない、せめてこの村を出るまでは歩きたい
そう思いフラフラ歩いていた
｢…ねえ！｣
私は後ろから呼び止められた
｢ありがとう…それと…ごめんなさい…｣
私は目を見開いたそれは昨日の夜の子だった。今は夜、まさか待ってたのか…
A｢君は…｣
｢…実は…消える前、苦しかったから斬ってくれて嬉しかったって……弟が言ってたんだ…｣ｸﾞｽｯ
男の子は涙を堪えながら話してくれた
A｢……もうそれ以上言わんとって…ウチも斬る以外助ける事出来んかったから…｣
｢俺…鬼殺隊になる…俺みたいな悲しい人を増やさない為にも…｣
A｢…そっか｣ﾆｺｯ
｢だからお願い…連れて行って…｣
A｢………ええよ、後悔せんようにな｣
｢後悔は…ありません｣
A｢よし！じゃあ背中に乗って｣
｢？｣
男の子は訝しがりながらも背中に乗る
A｢甘太郎、行くで。しっかり捕まっときや｣
甘太郎は頭に乗り男の子が手に力を入れたのを確認し走り出す。来た時と同じようにでも少し遅めに、夜が明ける前にこの村から遠く離れるため。
｢す、凄い…すごく速い…｣
男の子は驚いている
A｢鬼殺隊に入ればこれくらい速くなれるよ、君ならそれ以上かもな｣
男の子は軽かった。悲しくなるほどに
夜明け頃には村から本部までの距離中間地点にいた
A｢も…むり…｣
亮｢どうしたの？｣
A｢お腹空いた…｣
亮｢……あ！あそこにご飯屋さんあるよ！｣
A｢よし、行こう。もちろん亮もな｣
亮｢いいの！？｣
走ってる途中名前を教えて貰った、亮と言うらしい。彼にご飯を食べようと言うとキラキラした目で見てきた、悲しくなる
亮はお腹が空いてたのか沢山食べた、もちろん私も5食も抜いたので沢山食べた
代金やばかったけど、こーゆーところで柱マネーは使うんやで！余裕余裕♪柱は給料良いからね
お昼過ぎ頃本部に到着し御館様に報告、鬼舞辻無惨の事も伝えた。
A｢はー…疲れた｣
富士｢おかえりなさい！…その子誰？｣
富士ちゃんから凄い殺気が…
A｢ついてきたから連れてきた｣
富士｢へー｣ﾑｽｯ
亮｢…///｣
え、まさか…亮…富士ちゃんに…一目b((殴
亮は煉獄さんに頼んで面倒見てもらうことになりました、煉獄さんは屋敷に居ても良いと言ってくれましたが私が断りました。行くのも鍛錬になるので
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風鈴(プロフ) - 夏蜜柑さん» ご指摘ありがとうございます！！ (2020年3月1日 13時) (
レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 葵ちゃんはカタカナだと思います。 (2020年2月26日 17時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます！外しました、以後気をつけます (2019年10月12日 1時) (レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい。鬼滅作品を作る人の違反が多すぎるんです。違反だという事を意識して下さい (2019年10月12日 0時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風鈴 | 作成日時：2019年10月12日 0時
