三人の鏡風月世界

学園パロ__4話(緑魚) ページ18

「はぁ〜、なんでこういう時に……」


そう四季サンの隣で文句を言ってると、急に「カシャッ」という音が聞こえる。
横を見ると、スマホ片手に笑う四季サンがいた。


「いいじゃん、いいじゃん。
誰も来なくて暇だったんじゃないの？」

「暇じゃ……ね、ねぇよ！っつーか今写真撮っただろ！消せ！」

「ごめん、もう率君に送っちゃったよ。」

「何やってんだよ！」


そう言って四季サンのスマホを取り上げると、スマホに映し出されていたのは率と四季サンのRINE(字が違う？気のせいだ)グループの画面だった。
会話を見てみると、


円周率わかった。あとで行くね

［今日］
四季飾若君の悔しがり顔の写真
写真
円周率つばたくんにお疲れ様って言っておいて


オレがその画面を見た直後に、率が「頑張れ！」と書いてあるスタンプを送る。
率、もっとオレを慰めるようなこと書いてくれ。色々とこっちは大変なんだよ。

そう思ってると、四季サンがオレの手からスマホを取りあげる。


「っははは、あと1秒か2秒ぐらい早く送ってたら写真は送ってなかったよ。
___あとさ、さっきの質問に戻るんだけどね？
若君、時間間違えてここに来たの？」

「うっ…るせぇ！違う！」

「でもさ、今高等部で凄い有名だよ？
嘘じゃないよね？」

「はあ？……マジかよ？
オレが時間忘れて来たってこと？」

「うん」

「嘘だろセンパイ……」

「はは、本当に面白いなあ、」


そう笑いながら言う四季サンは、オレの目を見ると途中途中くすくすと笑いながらこう言う。


「若君、その反応からして時間忘れてここに来たんでしょ？
あと、高等部で凄い有名なのは嘘だよ。」

「ほんっっとうにふざけんな……」


オレはもう大声で怒る気にもなれず、四季サンから視線をそらす。



ゆっくりと学園の外にある時計を見ると、時刻は8時45分だった。

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

四季飾

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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