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女の子の日。 ページ45

「うぅ...。」



撮影もなく、久しぶりのおやすみなのに女の子の日真っ只中。


ゆっくり寝室で寝ればいいのに、なんだか寂しくてリビングのソファにブランケットをかけて寝転んでた。


誰かそばにいて欲しい、なんて思うけどマサイくんは事務所にお仕事だし、


シルクは上で編集頑張ってるし、だほちゃんとぺけたんは新曲で忙しそうだし...。


ざかちゃんは連絡さえとるのでさえ、結構難しいし。笑



「... つらい。」



薬もあんまり効かない。学生だった頃は女の子の日の時、死にかけで通ってたなぁ。


なんて昔のことを思い出しつつ、お腹を自分で優しくさする。


すると玄関の扉が開く音がして、ドスドスと足音が響いた。



ダ「A、俺が来てやったぞ。」

「... え、ダーマ!?」

ダ「なんだよ、俺で悪かったか?」

「全然。... むしろ安心する。」



そう言うと「辛かったろ?」と横たわってる私のそばに寄り、荷物を置くのも上着を脱ぐのもそこそこにお腹をさすってくれた。



「... なんで来たの?」

ダ「たまたま。」

「たまたまでこんなことできないよ?」

ダ「いつからの付き合いだと思ってんだ。」

「確かに、そうだねぇ。」



そう言って微笑むと「お前のことなんか全部わかるんだよ。」なんてダーマも微笑んだ。



ダ「辛いなら辛いって言え。マサイだって気づいてないこともあんだからな?」

「はぁい。」



だるそうに返事をすると「眠いのか?」と訪ねるから、頷くと「寝ろ。」と言われた。



「... 寝るまでそばにいてね。」

ダ「はいはい。」



目を擦り、ふぁ と欠伸をすると「おやすみ...。」と呟き眠りについた。







私はその眠りで夢を見た。


それは懐かしい ''あの頃'' の記憶。

作者より ( 重大なお知らせ )→←アイスクリーム。



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にとまる。 - 富士急で携帯無くてシルクも見つけられなかったのにだほちゃんに電話しちゃうんですね、、何事。 (2018年11月11日 19時) (レス) id: 307b4f2a6a (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ - 小春。さんに質問ですけど、マサイといとこちゃんのデートの話はどうなったのでしょうか? (2018年8月15日 9時) (レス) id: 8e98ba77aa (このIDを非表示/違反報告)
いゆま - 懐かしい思い出のシルクのとこで、涙ボロボロ出ちゃいました(泣)めちゃくちゃ文章力ありますね! (2018年7月21日 0時) (レス) id: 4cb94a2676 (このIDを非表示/違反報告)
小春。(プロフ) - とむさん» コメントありがとうございます!本当に今まで全然気づかなかったです...。ご指摘して頂き、ありがとうございます(>_>) (2018年7月4日 18時) (レス) id: 6889d6ceb9 (このIDを非表示/違反報告)
とむ(プロフ) - お話読ませてもらいました!ニヤニヤしながらwでもひとつ気になったのが目次?のページのメンバー1人1人話してる部分?といえばいいのかな?ぺけたんがないのはなんでかなと、、、これからも頑張ってください(^^) (2018年6月11日 0時) (レス) id: df8a8bc98b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小春 。 | 作成日時:2018年4月3日 21時

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