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「ごめん、ちょっと緊急の会議があるみたいだ。……一緒に来る？」
「んー……や、今日はちょっとお買い物行ってくるね。会議頑張って、フリスク！」
「ふふ、ありがと」
優しく、ふわりと微笑みかけるフリスクと、それに飛び切りの笑顔で応えるルル。
フリスクはルルの額にキスを落として、「行ってきます」と一言。
「行ってらっしゃーい……さて、何着て行こうかな」
今年は二月にしては随分と暖かい。
この国が赤道に比較的近いのもあるが、モンスターとニンゲンが共同開発した温度操作装置が上手く効いているのだろう。
ちなみに、その装置の開発にはルルも一役買っている。
「んー……厚着過ぎてもなんかあれだし……」
適当にクローゼット(自動開閉機能付き)の中から黒いハイネックを取り出し、白色のフレアスカートと合わせてみる。
「あ、これ可愛いかな。ブーツと靴下は黒で……」
黒いジャケット。
念の為のマフラー。
最後にコンパクトでお洒落なバッグ。
「おっと……これ忘れるとこだった」
フリスクから貰った大切なイヤリング。
耳に穴を開ける必要が無いようにとピアスではなくイヤリングを選んだフリスクの優しさにいつも感謝している。
ドアを開け外に出れば、背後でオートロックのドアが閉まる音がした。
エレベーターに直行し、1のボタンをプッシュ。
それなりの速さで下に降りていく。
当初はこれが怖くて堪らなかったが、フリスクが居たのと、少しずつ慣れてきて今ではなんとなく楽しいような気もする。
チン、とエレベーターから一階に着いたことを報せる音が鳴る。
「ついでに今日の食材買っちゃお〜」
付近の大きなデパートへ行き、三階のコスメフロアへと着く。
「あ、ルルちゃん！ちょっと久し振りだね！」
「えっ、リリちゃんだ！久しぶり〜！」
リリと呼ばれた少女は嬉しそうに顔を綻ばせる。
ちなみにだが、この少女はパピルスと付き合っており、ルルが出現した数ヵ月後に同じ路地裏に現れた。
ルルとは違いUndertaleやAUの知識も豊富だが、Gルートを歩んだことがなかったためかサンズや闇AU(特にマーダー)に赦された。
寧ろ誰かがやったことを延々と謝り続けるリリに、逆に罪悪感が湧いたとか。
「ここのコスメいいのが多くてさ〜、用事がないとつい来ちゃうんだよね〜」
「分かるー！リップの色とか綺麗だもんね！」
続く
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diamond(プロフ) - あおさん» え、嬉しいです。駄々っ子でもいいですか？(冗談ですすみません) (2月12日 15時) (
レス) @page2 id: 94e9b3251f (このIDを非表示/違反報告)
あお - え、好きです。付き合えください。(冗談です、でもそのぐらい貴方が魅力的だったということです。) (2月11日 9時) (レス) @page2 id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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