いつも側にいたから T.F【3】

#107 ページ7

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亜『○○短大』



｢ちょっと遠いなー

家から通いたいの｣




亜『△△大学』




｢んー、、、｣




亜『専門は？』




｢やりたいことないしなー｣




亜『就職は？』




｢さすがに進学はしたいな｣








“はぁ”っとため息をついて


呆れたようにこっちを見る亜子






亜『じゃぁ…M大は？』



｢M大！？

無理無理ー、頭がついてきません(笑)

亜子は？？｣




亜『M大行きたいんだよねー

ついでに、裕太もM大だよ』





亜子からの思いがけない情報





｢2人とも頭良すぎなんだよ、、｣





一緒の落ちこぼれだと思ってた裕太は


実は“やればできる子”だったみたいで


小テストとか


なにかと成績いいんだよねー





授業中とか寝てるのに何でなんだろ









藤『ため息なんてついてどーした？』




帰り道、太輔が心配そうに覗き込んできた




｢太輔は進学でしょー？

志望校決まったの？｣



藤『たぶんM大かなー』



｢太輔も！？｣







みんなM大なの？


確かにM大は学科も多いし


就職率もいいし


このまま地元から通えるんだけど







私の学力じゃ絶対無理じゃん、、、









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