いつも側にいたから T.F【3】

#115 ページ15

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玉『美味しい？』



「うん、美味しいけど...」



玉『ほら！もっと食べて

あ、甘いのも欲しいよね？

メニューメニュー...』



「もう大丈夫だから、ね？

裕太も食べてよ

あたし一人じゃ食べきれない」







裕太に連れてこられたのはファミレスで



席についた途端



ピザ、オムライス、ハンバーグ、ドリア


うどんと海鮮丼、、






これ何人分？ってくらい


頼まれた料理がテーブルに並べられた









玉『やば、マジで食べすぎた』



「当たり前だよ〜

あんなに頼むから...」






ファミレス出てから


二人ともお腹抱えて帰り道を歩いた






家に近づけば近づくほど



思い浮かぶ太輔との日々






このコンビニも



公園も



ただの道だって






何度も笑いながら、喧嘩しながら



歩いた道







考えながら歩いてたら



あっという間についた家





「送ってくれてありがとう」



玉『はい、これどーぞ』





手の上にコロン、と置かれた飴



正直、また食べ物？って思って裕太の方を見た






玉『これ食べて

お腹いっぱい、もう限界って思いながら

ぐっすり寝る。

今のAはそーすればいーの。

ね？ちゃんと寝るんだよ』





バイバイって手を振って帰っちゃった裕太



ベッドに横になると



昨日の寝不足と



満腹感ですぐに眠くなってきた









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