いつも側にいたから T.F

#44 ページ44

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注文したドリンク受け取ってから



窓際のソファ席に座った








玉森くん、


そんなに騒ぐタイプじゃないみたい。


むしろ大人しくて人見知り


だからお昼に太輔に話しかけてもらえて


すごい助かったって








その日は早めに解散して


太輔と私は同じ方向


亜子と玉森くんはそれぞれの方向に


帰っていった









「なんでお昼の時

玉森くんに話しかけたの？」



藤『んー？

目ぇ合ったから』



「それだけ？」



藤『いやまじで、特に何もなくて。

ただ目ぇ合った瞬間

“俺こいつと仲良くなりそう”って思っただけ』



「ふーん、運命だ(笑)」



藤『うるせー(笑)』









そのときの太輔の直感は見事に的中して



毎日、どんどん太輔と玉森くんは仲良くなった








そしてその2人が揃って騒ぐのは



当然周りの女子達だった







セクシーでワイルド系の太輔と



カワイイ王子系の玉森くん







並んで歩くとほんと絵になる









4時間目の体育が終わって



体育館か教室に戻ってると



パタパタと近づいてきたほかのクラスの女の子








女子『太輔くんっ

体育おつかれさま♪

あたし達、今から飲み物買いに行くから

太輔くんのも買ってくるよ♡』



女子『裕太くんもっ

なにがいいかなー？？』









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