いつも側にいたから T.F

#35 ページ35

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文化祭は無事に終わって



片づけをしてる最中に後夜祭のアナウンスが流れた







先生『お前ら、早く終わらせないと

後夜祭の時間なくなるぞー』




先生のその一言で


みんながテキパキと動きだす






亜『今年も告白ラッシュかな？』



｢さぁ？彼女いるし、どーなんだろーね｣






後夜祭といえば、定番の告白があって



去年の太輔は大変そうだったな、、、







片づけが全部終わって


ぞろぞろと校庭に生徒が集まりはじめる






藤『A〜行こうぜー』


｢え、彼女は？｣


藤『ん？別に約束してないけど』


｢それでも普通は彼女とじゃないの？｣





そんな話しをしてると



教室の入り口に新川さんの姿が見えた






｢ほら、新川さんが迎え来てくれてんじゃん！

じゃぁまた明日ねー｣




そう言って太輔と新川さんを見送って



亜子のところに戻ろうとしたら







『藤塚さんっ』




｢…片野くん｣



片『あのさ、後夜祭一緒に行かない？』



｢亜子と約束してるから…｣



片『だよね…

急にごめんね。

じゃぁ、お互い後夜祭楽しもうね！』






片野くんと話した後に亜子のところに向かうと




亜『いいの？』


｢元々亜子と約束してたじゃん！｣


亜『そっちじゃなくて』





“はぁ…”ってため息ついてる亜子




亜『まぁいいや。

後夜祭、楽しもっか！！』









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