いつも側にいたから T.F

#31 ページ31

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文化祭当日




喫茶店はなかなかの盛況で



休憩時間までは動きっぱなしだった








亜『A、ちょっとまわってくれば？』


｢いいのー？｣


亜『もう交代の時間でしょ？

行ってきなよ』




そう言われて教室を出たものの


当然、亜子と一緒にまわろうと思ってたから


一人でどこ行こう、、、








『おねーさんっ

暇なら俺と一緒にまわらない？』








後ろから聞こえた男の人の声



他の高校の人かな…



なんて思ったけど









｢ふざけてんの？｣







振り向いて睨みつければ









そこには太輔の姿









藤『やっぱ分かった？』



｢当たり前でしょ。

太輔の声を聞き間違えるわけないじゃん｣




“だよなー”って笑いながら頭ポンってして


歩き出した太輔





藤『あれ？行かないの？』


｢…彼女は？｣


藤『クラス違うから時間合わなかったー

てか、こーゆー祭りごとはやっぱAとだよな！』


｢しょーがないから付き合ってあげる！｣


藤『はいはい、ありがとーございまーす』









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