いつも側にいたから T.F

#17 ページ17

藤ヶ谷side









A『ねぇ、なんでここはこうなるの？』


｢ここは、左にyかけてんだろ？

だからここがこうなって…｣


A『ふーん…』


｢ふーんって、ちゃんと聞いてんのか？｣


A『聞いてるよー』




そう言いながらノートに落書きを始めるA




｢それ、なんの絵？｣


A『どーみてもドラえもん』


｢センス無さ過ぎだろ(笑)｣


A『太輔に言われたくない』


｢いーや、俺の方がうまいね！｣


A『でもスキップできないじゃん(笑)』


｢それ関係なくね？｣




優『お姉ちゃん、太ちゃん

夕飯できたよー』




優香に呼ばれてリビングに行くと


美味しそうな料理が並べられてた




A『さすが優香！

美味しそう♪』


｢いただきますっ！｣




優『お姉ちゃん達、

夏休みの予定は？』


A『私は特に無いよ』


｢俺もかな｣


優『だと思ったー(笑)』


｢おいっ(笑)

なに？なんかあんの？｣





そう言ってもほんとに予定のない俺らは


とりあえず優香の話しを聞いてみた





優『ん？なんも無いよ』


｢無いのかよ(笑)｣




優香ってしっかりしてんのに


こーゆーとこAそっくりなんだよな









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