いつも側にいたから T.F

#12 ページ12

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｢ただいま〜｣


優『おかえりっ』




リビングからひょこっと顔を出す優香




優『あれ？今日は太ちゃん一緒じゃないの？』


｢今日はおばさんいるから家で食べるって｣


優『ふーん。

別々なんて珍しいね』


｢たまにはいいんじゃない？｣





そう言って自分の部屋に入って


ベッドにダイブする






｢なんなの…あれは｣






“俺、彼女つくっていいの？”






あんな目で言わないでよ…


あんな顔して言わないでよ…






“藤ヶ谷君もどういうつもりで一緒にいるんだろうね”






知らないよ、そんなの


ずっと一緒にいるんだから


気が付いたら隣にいたんだから





気がついたら、隣に…









もし、本気で太輔が彼女ほしいと思った時


私の存在はどうなるのかな？


太輔にとって…


太輔の彼女にとって…









もし私の存在が


太輔の未来に邪魔だとしたら…









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