＋2℃.

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＜北side>








長いだんまりが続いたから流石に諦めたかと思いきや、

らしくない藤ヶ谷の攻撃はその後も続いた。









藤『今度っていつ？』









ふぁーー･･････まだ言うかぁー･･･。

おいら今一瞬クラっときたよ、悪い意味で。



全くどうしたってんだよ･･･。

普段はこんな事言わないのに。









北 ｢･･･。｣









本当･･･、こんな事普段言わない･･･。

いつも怖いぐらい聞き分け良くて、

俺を困らせる事なんてほとんどない。

ないんだ。全然ない。だからこうゆうの･･･









藤『ごめん、ちょっと意地悪し｢いつ来たい？｣


藤『え』









こうゆうの本当驚いた。









北 ｢今から以外ならいつでもいいよ｣


藤『え、いや、でも』









でも、テンパッてウッカリしてたけど、

藤ヶ谷は実は俺より女々しいんだ。

いつも離れる時は少し寂しそうにするんだ。

そんな藤ヶ谷が俺は可愛いと思ってる。それに･･･









北 ｢お前からそんな風に言うの珍しいし、それに･･･｣


藤『･･･』


北 ｢俺もまぁ･･･会いたいし･･･///｣









それに、嬉しかった。

本当は会えるかもって思った時、すげぇ嬉しかった。

なのになんか色々取り繕うように否定しちゃって、

俺も中々素直じゃねぇな･･･って反省だよ(苦笑)

だから素直な気持ちを言ってみたんだけど･･･









藤『･･･。』


北 ｢･･･(滝汗)｣









まぁ〜〜藤ヶ谷さんの返答がなくてなくて、

やっぱり言うんじゃなかったって変な汗が出始めてる。



この放置具合い、立派な暴力･･･。

追い詰められて追い詰められて現在逃げ場なし。

これは･･･、ある意味親父狩り･･･。









藤『あのさ、』


北 ｢ふぉいっ！！｣


藤『ふぉい？笑』


北 ｢いや･･･なんでもない･･･///｣









突然話すから変な声出ちまったじゃねぇか･･･(苦笑)









藤『大変だと思うんだけど明日･･･いい･･･？』


北 ｢･･･あした？｣









何が？









藤『やっぱ次の日が休演日の方がいい･･･？』


北 ｢･･････あ｣









いつ来るかの話！？

えっ、もしかしてずっとソレ考えてた！？

そのせいの無言だったの！？なんだよっ！！！



そこは｢いつにしようかなぁ〜？｣

とか言おうよ！！無言じゃわかんねぇからっ！！

このミスター天然さんがっ！！！

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