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<藤side>
北山さんの「知ってる」って顔が、
なんか凄く恥ずかしくもあり、嬉しくもあり、
体温が上がっていくのが分かった。
窪 「へぇ〜、どんな感じでデレデレなの?(笑)」
北 「基本はクールなんだけどなんかスイッチ?はいフグッ」
藤 「///」
咄嗟にその口を後ろから塞いでしまった。
嬉しいんだよ、俺の事を知った風に話してくれるの。
けど、なんかさ、なんか・・・///
藤 「勘弁してください・・・(苦笑)」
窪 「なんでよ、普段惚気てるくせに」
そういう問題じゃない。
俺が惚気てるのは北山さんの事で、
北山さんメインで俺が勝手に幸せ感じて騒いでるだけ。
だけど北山さんが俺の事メインで話すって・・・、
うわっ///なんか嬉しいけどハズいーーっ///
聞きたいけど、なんか無理ーーーっ///
北 「・・・・・・言っちゃだめ?」
首を後ろに倒し、塞がれた手をずらすと、
そう言って俺をくりっとした目で見た。
んんんんんっ#%£§¢&▽◆○!!!
藤 「・・・駄目です///」
北 「・・・ヘヘ、はぁーい」
窪 「勝手だなぁ」
ほんと、自分でもそう思うよ(苦笑)
窪 「みっちゃんこんな人でいいの〜?」
藤 「・・・」
北 「ウン///」
真っ直ぐ彼は俺を見て、
照れながら微笑み、そう返事した。
窪 「うわぁ〜〜太輔くん真っ赤〜(笑)」
あ〜〜・・・・・・もぉ勘弁してくれぇぇ・・・///
好かれてるのが嬉しすぎて無理とかなんだ///
俺は幸せに溺れるようにその場にしゃがみ項垂れた。
北 「???」
藤 「北山さん・・・」
北 「?」
藤 「こんな俺ですが宜しくお願いします・・・(苦笑)」
顔だけ上げると彼は座ったまま俺を見下ろしていた。
俺はそんな彼に手を伸ばしそう言うと、
彼はハニカミながら「うん」と手を重ねた。
その瞬間、幸せ以外感じなかった。
ずっと自分の方が好きだと思ってた。
だけど北山さんも同じぐらい俺の事好きなんだ・・・。
藤 「っしょ、えいっ!」
北 「っ!?///」
藤 「ずっと傍にいてくださいね・・・」
北 「・・・・・・ウン///」
俺は立ち上がり、座る彼を抱き締めた。
ねぇ北山さん。
今凄く正直になりたいって思った。
けど、もう少しだけ待ってて、もう少しだけ・・・。
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朱蝶(プロフ) - はるさん» はるさん♪お返事大変遅くなり申し訳ありません!続き書くつもりではいますので、申し訳ありませんが長い目でお待ちいただけたら嬉しいです(>_<")本当にすみません!! (2019年3月28日 17時) (レス) id: fea3ffa764 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 続きが気になる〜〜☆ (2019年3月22日 23時) (レス) id: 26ea40f258 (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - 恋町(こまち)さん» 恋町サン♪お久し振りですです(*^^*)こちらにも足を運んで頂き有難うございますm(__)mすっかり更新が止まってしまった作品ですが再開するつもりではありますので、もぉ暫くお待ち頂けたらと思います。申し訳ありませんm(__)m (2018年5月3日 17時) (レス) id: fea3ffa764 (このIDを非表示/違反報告)
恋町(こまち)(プロフ) - 続き楽しみにしてます(^^)このお話大好きです! (2018年5月3日 8時) (レス) id: 5cbab18cd3 (このIDを非表示/違反報告)
イトゥクジョンハンLOVE(プロフ) - 待ってます!! (2017年10月17日 20時) (レス) id: 93a9af506f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2017年4月25日 20時