僕が彼に思うコト。

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俺はギターを弾ける喜びを得た。






一緒に弾く楽しさを得た。






練習しまくったら指が痛くなるのを知った。






ギターの教え方を知った。






大きいステージの上で踊らなくても、

魅せれるパフォーマンスを自分が出来る事を知った。






歌って踊るよりも会場が1つになる感覚を知った。









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全部きっかけは北山がギターをやろうと言ったから。





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じゃあ逆に…俺は北山に何を与えられたんだろう…。

グループでこんなのもありだって大きなくくりじゃなく、

北山個人には何を与えられたんだろう…。





北山はいつだってグループとファンのためばっかで、

北山個人は何を得てるんだろう。





グループの成功とファンが喜べば良い…なんて、

そんな聖人君子ではないはずだ。

北山には北山の野望があるのは分かる。

じゃなきゃ、あんな次から次へと進めない。

でも、そのゴールが何処なのか分からない…。









藤 ｢……｣









北山は魅せる事が好きだ。

いや、魅せ方を考えるのが好きなのかな。

liveの裏方を考えるのも多分好きなんだと思う。

だとしたら、今回のMV作りはきっと北山には向いてる。

きっと沢山頭抱えて、色んな案を出すんだろうな…。





企画をくれたのは上の人達。

俺が彼にプレゼンした訳じゃない。

じゃあ、俺は彼に何を与えられるんだろう…。

一緒にやるだけで良いなんてそんな事ないだろうし…。









藤 ｢……ふぅ｣









俺がしてあげれる事なんて分かんねぇよ。

俺はただ北山のしたいようにさせてやるって言うか、

ソレに乗っかって全力で応えてやるぐらいしかない。





北山が…やって良かったって、あと…

俺の隣がどうとか言ってた不安的なの払ってやれたら…









ってか不安ってなんだし。









そんなの気にする奴だっけ？

拘ってないのはお互い様だろ。

ったく、なんだよな。

あんなコト言われたら調子狂わ…。









藤 ｢ﾊｧ……ナゾ山ナゾ光だ……ｸｸｯ(笑)｣









どちらかと言えば、

俺の方が助けられてるし、沢山フォローして貰ってるし、

北山ありきな部分あると思うんだけどなぁ〜。

やっぱ彼、小さいけどお兄さんだしね(笑)

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