そんな感じでヨロシク。

6.内容決め《北山ｻﾝは考え中》 ページ6

＜北side>






どぉ〜すっかなぁ〜…。






こんな経験ねぇしな〜。

いやあるにはあるけど大昔だし。親友じゃないし。

好きな人被るなんて学生の時はしょっちゅうでしょ〜









北 ｢ん〜〜〜…｣









そもそも俺の親友だったら、

ネチっこい奴いないだろうしなぁ〜

腹割って話した時に喧嘩するかもだけど、

言いたい事言い合える関係だと思うんだよね〜。

喧嘩するのが怖くねぇっていうの？

お互いの悪いとこも良いとこも分かって付き合ってるし、

なんならマイコより付き合い長いっしょ。

そんでもってお互いに好きなの分かってんでしょ？

なら尚更もしどっちかがマイコと…

なんて話してんじゃねぇーかなぁー…









藤 ｢〜♪｣









…今の現状で考えるとどうなんだ？

俺と…大倉？

この2人で太輔を取り合ってたらって話か？

うーん……

取り合いはしてねぇけど、されはしたな…(苦笑)









北 ｢ｸｽｯ、なんか懐かし｣









でもまぁしてたとしたら、まず謝んな。

そんでもって、そうなったらの話をしてた仮定で行くと…

恨みっこなしだろって話になる筈なんだよなぁ〜

大倉だったら｢言えやアホっ！水くさいやんか！｣って、

笑うと思うんだよね〜

そんでその夜2人で飯行って、酒でも飲んで、

ちゃんと俺は責められて、それ受け入れて、

最後にはバァーカって笑いあうと思うんだよな〜

これこそ、男の友情じゃね？

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