そんな感じでヨロシク。

12.内容決め《藤ヶ谷ｻﾝは考え中》 ページ12

＜藤side>






『ｶﾀﾝ…』






藤 ｢ﾐﾂ…｣


北 ｢んぁ？なに？終わった？｣


藤 ｢ミツ好きだよ。一生大事にする。｣


北 ｢……なに急に？｣


藤 ｢お題に触発された｣


北 ｢そんな触発されるような内容でしたっけ？(笑)｣


藤 ｢ｳﾝ…｣


北 ｢まじか、お前のだけ内容違うの？(笑)｣


藤 ｢ねぇ…｣


北 ｢はい？今度はなんですかー？｣


藤 ｢俺の幸せって誰かの不幸の上で成り立ってるのかな…｣









渉がもしそうだったらって考えたら胸が痛い…

俺、どれだけ渉を傷付けたかな…

大倉ｸﾝの時だって…









北 ｢…だから幸せじゃなきゃいけないんだろ｣


藤 ｢……そうだね、ミツの相手が俺で良かったって思って貰えるぐらい幸せじゃないとね｣


北 ｢うん…｣


藤 ｢じゃあミツは今幸せ？｣


北 ｢そーね、そこそこ｣


藤 ｢そこそこじゃ駄目じゃん(笑)｣


北 ｢駄目だねぇ〜(笑)｣


藤 ｢もぉー…欲張りめっ！ﾁｭｰしてやるっ(笑)｣


北 ｢ぎゃあーっやめてーっ(笑)｣









そうだ、だからもっと、もっともっと幸せになる。

幸せを譲ってもらった分だけ幸せになれるから。

『俺の分まで幸せにしてやれよ』

って言われなくても俺はそれを汲み取らなきゃ。









北 ｢はーなーせーよーーっ(笑)｣


藤 ｢やーだ♡｣









そして、大切な人の笑顔を増やさなきゃいけないな。

誰かがしてあげたかった分まで、

誰かにされるはずだった分まで、

知らない誰かでも知ってる誰かでも、

俺が今何も知らないのは事実…。









だから、必ず、今よりもずっと。

ミツを幸せにするよ。

この人をずっとずっと大切にします。









はぁ…

今回のお題は今までで1番考えさせられたかも(苦笑)

13.撮影《二階堂、親友やりました》→←11.内容決め《藤ヶ谷ｻﾝは考え中》

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