そんな感じでヨロシク。

1.ﾍﾟｱ決め《横尾ｻﾝの気持ち》 ページ1

＜横side>









ス ｢組合せ、決まったら教えてくださいね｣









そう言って出ていったｽﾀｯﾌさん。

今日は次のｷｽﾌﾞｻ収録の打合せ。




『彼女との交際が親友にバレた時の対処法』




って、お題だけ見たらすげぇ怪しいよねコレ？

バレたら何が駄目なの？とか思ったけど、

詳しく聞いて理解しました。

でもまぁ、なんてややこしい言い方。

もっとなんか分かりやすいの無かったのか？




『親友に同じ好きな人と隠れて付き合ってたのがバレてしまった時の対処法』




とかじゃ駄目だったの？

長すぎ？いや、これぐらい長いお題あったよね？









北 ｢ん〜…どぉする？｣


藤 ｢…｣


玉 ｢…｣


千 ｢…｣


宮 ｢…｣


ニ ｢…｣









みんな真面目に悩んでる…。

でも絶対、誰々ならやりやすいかなぁ〜…

とか単純じゃない気がするの俺だけ？(笑)









藤 ｢俺、わた｣


北 ｢はい、決まり｣


ニ･宮 ｢｢ちょおおおおっっ！！！！｣｣


北･藤 ｢｢ん？？｣｣


ニ ｢ガヤさんが横尾ｻﾝはズルいっ！！｣


藤 ｢え、なんで？実際親友だし駄目？｣


宮 ｢駄目駄目です！！安全牌過ぎますっ！！｣


藤 ｢安全牌…？じゃあ玉｣


ニ ｢それも駄目っ！！ﾌﾛﾝﾄ分かれてっ！！｣


宮 ｢2人が組んだらそれだけで1位ですっ！！｣


藤 ｢なんだそりゃ。じゃあやっぱ渉｣


ニ･宮 ｢｢だから駄目っ！！｣｣


藤 ｢すげぇ〜ｼﾝｸﾛ〜(笑)｣









太輔はさほど悩んでないな。

普通にやりやすさを重視してる。うん。









千 ｢ガヤさんはミツって言うかと思ったぁ〜｣









うんうん、その気持ちは分かる。

だが健永、まだまだ甘いな。









玉 ｢流石にｿﾚはﾔﾊﾞｲって分かってるでしょ。それに、それこそｿﾚだけで1位だよ｣









うん、それもそうなんだよ。

でも、それ以上に別にあるんだよ。









藤 ｢ミツは親友じゃないし。恋人だし｣









うん、そうだと思ったよ。

今日も真面目な顔して安定のミツ馬鹿だな。うん。









藤 ｢ねっ♡｣


北 ｢……俺、宮田｣









はい、北山ｻﾝ華麗にｽﾙｰしました。

でも俺は見逃してませんよ？

一瞬でしたが太輔とｱｲｺﾝﾀｸﾄしましたね？

しかもｻﾗｯと何も問題ないように宮田ｻﾝ選びましたね？

もし演出で太輔の機嫌損ねても、

その被害者が宮田ｻﾝなら大丈夫とか思ったでしょ？

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