< 22 > ページ22
<北side>
暴れるニカを太輔と押さえ込み、
鍵が握られてるであろう右手を掴んだ。
北 「よこせっ!!」
藤 「くすぐっちゃうよ〜、うりゃっ」
二 「ギャハハハッやめ、ガヤ、アハハハ(笑)」
北 「鍵返すか!?」
二 「あははは、かえ、返すっ、返すからっ」
北 「よしっ!」
太輔にくすぐりをやめさせ、
息を整えるニカの上に股がった。
北 「ほら、よこせ」
二 「はぁ…はぁ…ま…って…」
藤 「ちょ、ミツ!それ駄目っ!」
北 「んぁ?うっせ、鍵貰ったら降りるよ。」
藤 「むぅぅぅ…」
二 「はぁ…」
北 「よし、貸せっ」
二 「ちょ、待ってよっ、あっ!」
北・藤 「「あ"ぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」」
ニカの右手には鍵があって、
それを奪い取ろうとしたらニカが避けて、
そんで鍵がポロッとフェンスの外へ……
北 「うそ…」
藤 「まじ…?」
二 「ごめんっ!!ちょっと行ってくるっ!!」
千 「高嗣、俺も行くっ!!」
玉 「ちょっと、まじでっ!?宮田行くよっ!!」
宮 「あいあいさーっ!!!」
部屋の中に居たやつもその光景を見ていたのか、
バタバタと部屋を出ていった。
え…鍵…落ちた…?まじで…?
藤 「はぁ…、ミツ取り合えず中入ろ?」
北 「うん…」
中では横尾サンがタメ息をつきながら頭を押さえていた。
藤 「やっちゃったね…はは…」
横 「ったく、ふざけすぎだって」
北 「だってニカがっ!!」
横 「この時間からだと厳しいぞ…?」
外はすっかり夕暮れ。
すぐに見付からないと暗闇の中探すことになる。
横 「取り合えず2人はここにいろ。」
藤 「だよね…俺らが行っても多分邪魔になるし…」
横 「ミツ、あんまヘコむな。なんとかなるよ。」
北 「でも…」
横 「今までなんとかならなかった事ないだろ?」
藤 「そだよ!大丈夫だよミツ!!」
北 「うん…」
明日も仕事あんだけど?
え、まじで見付かんなかったらどうしよ…
どっか行って取ってもらうにしても、
誰かに見られたらやべぇし…うわっ…どうしよ…。
618人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朱蝶(プロフ) - *もえ*さん» *もえ*サン初めまして、お会いできて嬉しいです(*^^*)いやいや泣かないでください(笑)でも感動しましたって嬉しかったです、有難うございます(*^^*) (2016年3月19日 0時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
*もえ* - 何か感動しました…玉ちゃんの優しさが…泣きそうに…((じゃあ泣けよ!って言う話なんですけど、皆の優しさが詰まってて、深くて良い作品だなぁ…と感じました…! (2016年3月18日 20時) (レス) id: 5c5dca3b67 (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - あすかさん» あすかサン初めまして(*^^*)あ、もし違ったらすみません!!でもお会い出来て嬉しいです(*^^*)あはは、裏ですか?(笑)裏は書くのはあまり得意ではないので、どっかでね、またガッツリ裏も書かせて頂きたいと思います。どうぞこれからも宜しくお願いします(*^^*) (2015年11月17日 3時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
あすか - すごくよかったです(*^_^*)ガヤさんを思うメンバーの優しさにとても感動しました!デレがやとツンみつも最高です♪今度は裏ありも見たいです(笑)これからも頑張ってください。応援してます(o^^o) (2015年11月16日 23時) (レス) id: 5117e64c33 (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - あいさん» あいサン♪『そこに』にって表記してましたが、分かりづらかったですかね(^_^;)説明下手ですみませんm(__)m私は基本藤北で姫系の太輔サンはあまり書きませんので、ガッカリさせてしまいすみませんでした。 (2015年10月23日 17時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年6月28日 17時