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<藤side>
風呂から出ると、
先に風呂に入って出たはずの宏光クンの髪が…
有意義に寝転がってテレビを見てるけど…
藤 「宏光っ!!」
北 「うわっ!?…ビックリしたぁ…なんだよぉ?」
藤 「なんだよじゃないよ!また髪濡れたまま!」
北 「だからー、嫌いって言っただろ?」
藤 「なら頭洗うな!」
北 「なんでだよ(笑)」
藤 「乾かさないと本も読めないんだから乾かせよ」
北 「別に読まねぇもん」
藤 「…」
確かに…言われてみれば…
宏光って本詳しいのに1人で読んでる所見た事ないな…
初めて来た日も本棚を見てるだけで…
あの時に見た宏光を思い出したけど、それは口にしなかった。
藤 「なんで読まないの?」
北 「だってこの家の本は全部読んだ事あるもん」
藤 「でも何回も読むでしょ?」
北 「もぉ何回も読んだんだよ」
藤 「……ねぇ宏光の1番好きな本なに?」
北 「ん〜……君文字」
藤 「本当に!?」
北 「うん、あれは特別」
藤 「俺も宏光と会って更に特別になったよ」
北 「あはは、新しい発見沢山だもんな(笑)」
藤 「違うよ、それよりも宏光と引き合わせてくれたからだよ」
北 「あー…落ちそうになったからな、」
藤 「そう、あそこで宏光が手出さなきゃ話さなかっただろ?」
北 「だね…」
藤 「a.Mサンには感謝だよ、本当!」
北 「……」
藤 「ほら、宏光おいで?」
北 「は?なんで?」
藤 「髪乾かしてあげるから」
北 「………ん」
嫌がるかと思ったら素直に俺の前に座った。
藤 「怒りん坊終わったの?(笑)」
北 「お前がうるせぇからだよっ」
藤 「なんだ、やっぱりまだ怒りん坊だ(笑)」
後ろから宏光の顔を覗きこみ頬っぺたを突っついた。
北 「うわぁぁあっ///な、なんだよっっ///」
藤 「あははは(笑)言ったでしょ?怒った顔可愛いって」
北 「頬っぺた関係ないだろっ///」
藤 「膨らんでるから(笑)」
北 「膨らませてないっ///」
藤 「どれどれ〜?」
北 「あーもーっ///良いから早く乾かせよっ///」
藤 「はいはい(笑)」
『ブォォォォ…』
藤 「ってか、自分でやんなよ(笑)」
北 「やだ」
まぁ、いいけどね。
困った子だよ全く(笑)
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朱蝶(プロフ) - ふじみつさん» ふじみつさん♪こんにちは(*^^*)繰り返し読んでくださり有難うございます、私にとってとても特別なお話なのでとても嬉しいです(*^^*)今お泊まりですか!まだまだワクワクが沢山待ってますね(*´艸`) (2018年9月22日 18時) (レス) id: fea3ffa764 (このIDを非表示/違反報告)
ふじみつ(プロフ) - こんにちは(〃ω〃) 何度も何度も逢いたくなるこの世界。突然読み返したくなるんです。大好きとしかいいようがありません。今、初めて太輔君のお家にお泊まりしてる所なのに、何だかドバーッと感情が溢れだしました。早くみっ君を幸せにする為に読まなくちゃ! (2018年9月22日 15時) (レス) id: 67a79b765f (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - 斐南さん» 斐南サン♪あはは、コメントの名前見てビックリしちゃいました(笑)今ね、文字とか書き直しもしてますので、もっと読みやすくなると思いますので、また宜しくお願いします(笑) (2016年9月1日 20時) (レス) id: 79dba4bb20 (このIDを非表示/違反報告)
斐南(プロフ) - もう何度も読み返しているのに、何度も何度もここへ来ては同じように感動します。このお話は私の宝物です。本恋を創って下さって本当にありがとうございます! (2016年9月1日 20時) (レス) id: e9c55da7fe (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - \(^o^)/さん» 初めまして、お逢い出来て嬉しいです(*^^*)ノンリアルですが、楽しんで頂けたら嬉しいです(*^^*) (2015年6月2日 19時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年3月23日 19時