そして僕達は…。

音に色を。*番外編4 ページ10

＜北side>






藤 ｢さて、実はもう1個サプライズが…｣


北 ｢え、まだなんかあんの！？｣


藤 ｢実はみんな呼んでるんだ｣


北 ｢えぇっ！？ここにっ！？｣


藤 ｢うん、みんなで鍋食おうかなぁ〜って｣


北 ｢なんでっ！？｣


藤 ｢みんなもトモに会いたがってたし、トモも会いたいって言ってくれたから｣


北 ｢なぁっ！お前なんで全部勝手に決めんだよっ！？｣


藤 ｢駄目だった？｣


北 ｢駄目じゃねーよっ！｣






俺だけなんも知らなかったなんて、

仲間外れにされた気分でなんだかムカつく。






友 ｢北山ｸﾝごめんね？｣


北 ｢お前はなんも悪くねーだろ(笑)｣


藤 ｢俺が悪者〜？｣


北 ｢そうだよっ｣


藤 ｢酷いなぁ〜。ミツが喜ぶと思ってやったのに〜(笑)｣


北 ｢ｹｯ｣


友 ｢ｸｽｸｽ｣


北 ｢何が面白いんだよ？｣






友幸は机に身を乗り出すから俺も近づけば小声で言った。






友 ｢(2人はやっぱり付き合ってるの？)｣


北 ｢(どぉ思う？)｣


友 ｢(そうだったら嬉しいな)｣


北 ｢(じゃあ嬉しがっとけ//)｣


友 ｢わぁっ♪｣


藤 ｢ちょっと！人に準備させて何コソコソやってんのさっ！？｣


北 ｢うるせぇっ｣






『ﾋﾟﾝﾎﾟｰ…ﾝ』






ドアフォンを見れば見慣れた顔が5つ。

なんでまとまってくるかなぁ〜

目立つんだから少し考えてくれ(笑)

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