音に色を。*番外編2 ページ8
<藤side>
家を出てから1時間以上が経ってた。
30分ぐらいで帰ってくるはずだったのに…
玄関の鍵を開けいつも通り引くと鈍い衝撃が手を伝った。
藤 「ちぇ、チェーン!?」
北 「フッフッフ〜♪」
ドアの隙間からミツがニヤニヤしながら立っていた。
藤 「ミツ、なんでチェーン!?」
北 「俺怒ってんのっ!」
藤 「遅くなってごめんって!」
北 「ぷぅ〜」
藤 「どしたら開けてくれるの?」
北 「合言葉言ったら!」
藤 「合言葉?」
北 「そぉっ♪」
なんだか楽しそうにしてるミツを見て、
ホントに怒ってる…?
とかちょっと思ったけど、
ホントに怒ったら困るから言わない(笑)
藤 「それ俺が言わなくても良い?」
北 「はあ?何訳分かんねぇこと」
藤 「開けてって言ってみ?」
北 「ん?誰か居んのか?」
「北山クン…開けて?」
北 「えっ!?」
『ガチャガチャ…ガチャッッ』
「北山クン、お久し振りです!」
北 「友幸!!なんでお前が!?」
友 「藤ヶ谷クンが遊びにおいでって言ってくれて」
北 「ともゆきぃぃぃぃ♪」
藤 「あ、こらっ!」
北 「あぁん?」
友幸に抱き着くミツに思わず手が伸びたが、
友幸の後ろに居た俺を鋭い目で睨むミツ。
友 「きたやまく」
北 「トモ中入って!太輔お前はちょっとそこで待ってろっ!」
藤 「ハイ…」
リビングに向かう2人を見送る俺。
しばらく待ってるとミツがパタパタと帰ってきた。
そして小声で、
北 「(なんでトモが来るの教えてくれなかったんだよっ!?)」
藤 「(驚かせようと思って…)」
北 「(知ってたらチェーンなんかかけなかった!)」
藤 「(ごめんって…)」
北 「(合言葉!)」
藤 「?」
北 「(言ったら秘密にしてたの許してやるっ)」
藤 「(それはPassword?それともLovemessage?)」
北 「うっ…//」
藤 「ふふ、(Hiromitsu, I love you♡)」
耳元で囁けば真っ赤になる首筋。
藤 「(Kiss do not need?)」
北 「…(こっち来てっ)」
腕を引っ張られ洗面所へ連れてかれると、
少し膨れっ面で恥ずかしそうに「please」と呟くから、
俯く顔を指であげて静かに唇を重ねた。
北 「ふんっ///ほら、行くぞっ///」
藤 「はーい(笑)」
リビングへ行くと友幸はニコニコ笑っていた。
でも何も言わなかった。
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朱蝶(プロフ) - みつらーぶさん» ももかチャン♪有難うございます(*^^*)長編決まりましたよ!!きっとワクワクするやつです(笑)ももかチャンが着いてきてくれるならずっと頑張れるよー(*^^*)ももかチャンは私の癒し担当だからね!!私がめげたら頼んだよももかチャン!!(笑) (2015年3月4日 19時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - たあこさん» たあこサン♪有難うございます!!ホント皆様のおかげにございます(*^^*)わちゃわちゃ…たあこサンのために匙加減更新しなきゃですねΣ(゜Д゜)いつもホント有難うございます!! これからも宜しくお願いします!! (2015年3月4日 19時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
みつらーぶ(プロフ) - ももかはもうあきさんの虜なのでどこまででもついていきます!ついて行かせてください!これからも大好きなあきさんのお話楽しみにしてまーす(∩´∀`)∩ (2015年3月4日 10時) (レス) id: 7c7f32daea (このIDを非表示/違反報告)
みつらーぶ(プロフ) - あきさーんヾ(*´▽`*)ノ殿堂入りおめでとうございます!!長編決まったんですね♪嬉しいです(´∀`*)いつも短い中で素敵なお話書けるあきさんのこと尊敬してます!短編も楽しみにしてますね★ (2015年3月4日 10時) (レス) id: 7c7f32daea (このIDを非表示/違反報告)
たあこ(プロフ) - 殿堂入り、おめでとうございます!メンバーのわちゃわちゃ大好物でございます^_^ 次回作も楽しみにしてます! (2015年3月4日 3時) (レス) id: 4f57bab4b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年2月26日 20時