空と海の間。*番外編2 ページ3
<藤side>
木 「ある日心配し過ぎですげぇ怒鳴られてさ(笑)お前は俺が頑張っても褒めてくれなくなった。って言われてさ…あん時は落ち込んだわ(苦笑)」
藤 「力になれなくて…?」
木 「いや、同じ夢目指してて俺はがむしゃらに頑張るけどお前は駄目って、俺1番やっちゃいけない事したんだなぁ〜って」
藤 「…」
木 「でもさ、そん時はお前が大事だから、心配だからってそれしか言えなかった」
藤 「…」
木 「今だったらもっと違う事言えただろうな」
カランってなるグラスの氷が切なさを表した用だった。
木 「それで散々言い合ってさ、ある日アイツが言ったんだ」
『お前の背中になりたい。
お前には俺の背中になってほしい。』
木 「始めは背中を任せる。って意味だと思ってた。だからそれからも関係が続くんだと思ってた」
藤 「違ったんですか…?」
木 「その日から俺は違和感を感じるようになったんだ」
藤 「違和感…」
木 「そぉ。近くにいるのに遠くにいるような感じ。でも時々寄り掛かれてるような温もりと安心感」
藤 「…」
木 「そんなのがずっと続いてさ。終わったのかそうでないのかも分からなかった」
藤 「…」
木 「それで気付いたんだ。あぁ背中になるってイイコトだと思ってたけど、別々の方向を向こうって意味だったんだって。終わりを告げられたんだってね」
藤 「それからどうしたんですか…?」
木 「別にどうも。それでいいやって俺も諦めた。そしたらある日アイツ体調崩して現場で倒れてさ」
藤 「現場で…」
木 「そんで面倒見てたらアイツが言ったんだ」
『これからもっと色んなモノ見ような?
お前が見たモノが俺の見たモノになって、
俺が見たモノはお前が見たモノだから。
だから俺はお前にもっと色んなモノ見せたい』
藤 「それって…」
木 「最高の殺し文句だよな?」
藤 「はい…」
2人で1つだろって意味だと俺も思った。
中居サンは選んだんだ。
恋人としてじゃなく、
メンバーとして一生一緒にいる事を。
それは別に別れを告げたわけじゃない。
むしろずっと傍にいろって言われたような切なすぎる愛情。
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朱蝶(プロフ) - みつらーぶさん» ももかチャン♪有難うございます(*^^*)長編決まりましたよ!!きっとワクワクするやつです(笑)ももかチャンが着いてきてくれるならずっと頑張れるよー(*^^*)ももかチャンは私の癒し担当だからね!!私がめげたら頼んだよももかチャン!!(笑) (2015年3月4日 19時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - たあこさん» たあこサン♪有難うございます!!ホント皆様のおかげにございます(*^^*)わちゃわちゃ…たあこサンのために匙加減更新しなきゃですねΣ(゜Д゜)いつもホント有難うございます!! これからも宜しくお願いします!! (2015年3月4日 19時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
みつらーぶ(プロフ) - ももかはもうあきさんの虜なのでどこまででもついていきます!ついて行かせてください!これからも大好きなあきさんのお話楽しみにしてまーす(∩´∀`)∩ (2015年3月4日 10時) (レス) id: 7c7f32daea (このIDを非表示/違反報告)
みつらーぶ(プロフ) - あきさーんヾ(*´▽`*)ノ殿堂入りおめでとうございます!!長編決まったんですね♪嬉しいです(´∀`*)いつも短い中で素敵なお話書けるあきさんのこと尊敬してます!短編も楽しみにしてますね★ (2015年3月4日 10時) (レス) id: 7c7f32daea (このIDを非表示/違反報告)
たあこ(プロフ) - 殿堂入り、おめでとうございます!メンバーのわちゃわちゃ大好物でございます^_^ 次回作も楽しみにしてます! (2015年3月4日 3時) (レス) id: 4f57bab4b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年2月26日 20時