僕と君のカレンダー。2

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＜北side>








藤 ｢あ、ﾌﾞﾚｽ！｣








わいわいとｶｯｺｲｰだの似合うー？だの騒ぐ太輔。

それ見て、選んで良かったって胸が暖かくなった。








北 ｢それ内側になんか彫ってあるらしいよ？｣


藤 ｢ﾎﾝﾄだ！えっと…I…ｾﾞﾛ…Y？ｾﾞﾛ？｣


北 ｢てーにーすぅー｣


藤 ｢ﾃﾆｽ？ｾﾞﾛ…？……あぁ！ﾗﾌﾞ！！｣


北 ｢へぇー！ｾﾞﾛをﾗﾌﾞって言うんだーシラナカッター｣


藤 ｢またまたぁ〜♡｣


北 ｢な、なんだよっ///｣


藤 ｢嬉しい｣


北 ｢ﾎﾝﾄに？｣


藤 ｢ﾎﾝﾄに、ありがとｻﾝﾀさん…ﾁｭ…｣









重なる唇に昨日の夢を思い出した。









北 ｢ｻﾝﾀって…いるんだな｣


藤 ｢そうみたい、俺には恥ずかしがり屋の可愛いｻﾝﾀがね｣


北 ｢俺のｻﾝﾀは…｣


藤 ｢ん〜？どんなｻﾝﾀ？(笑)｣


北 ｢すげぇｷｻﾞなｻﾝﾀかな(笑)｣


藤 ｢ﾛﾏﾝﾁｽﾄなｻﾝﾀかぁー(笑)｣


北 ｢良い風に変えんなっ(笑)｣









ｻﾝﾀって…きっと何処にでもいる。









決して迷信でも空想でもない。

誰かの喜ぶ顔のためにﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ選んだり、

ｺｿｺｿ準備したりしてくれる人みんなｻﾝﾀｸﾛｰｽ。

それが大人になってから気付いた事。






でも自分を愛してくれる人が居ないとｻﾝﾀは現れない。






子供の時は良い子にが条件だった。

きっと大人になってもｿﾚは一緒。

毎日元気には真面目に働くに、

でもちゃんと挨拶したり、仲間大事にしたりは、

子供の時と同じ。ただちょっと幅が広がるだけ。

だからちゃんと良い子にしてれば大人になってもｻﾝﾀは来る。






きっと愛してくれる人が現れるから。






なぁ、来年も頑張るから、絶対にまた来てな？

勿論、今年と同じｷｻﾞなｻﾝﾀｸﾛｰｽでないと困るけど(笑)






12/25 Fin.

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